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最近の内外情勢 2011年10月

9月30日(金)
  • イエメン北部マアリブ州において,「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の指導者の一人アンワル・アル・アウラキが,米国CIAの無人機によるとされる攻撃で死亡。AQAPは,10月9日,追悼声明で報復攻撃を示唆。
10月3日(月)
  • フィリピン南部のミンダナオ島東部において,フィリピン共産党の軍事部門「新人民軍」(NPA)が,我が国企業も出資する3か所の鉱山を同時襲撃。NPAは,環境破壊を阻止するためとして襲撃を正当化し,今後も外国企業への攻撃を強化すると主張。
10月4日(火)
  • 我が国政府が,石川県輪島市沖で発見・保護した脱北者9人を韓国へ移送。
  • ソマリアの首都モガディシュにある暫定連邦政府庁舎付近で自爆テロが発生し,100人以上が死亡。「アル・シャバーブ」が犯行を自認。
10月9日(日)
  • 中国の辛亥革命100周年記念大会が北京で開催。胡錦濤総書記が,「平和的方法で統一を実現することは,台湾同胞を含む全中国人民の根本的利益」などと強調。また,重病説などが流れていた江沢民前国家主席が出席し,2010年12月以来初めて公の場に姿を現す。
10月12日(水)
  • ハサン(ロシア)-羅津(北朝鮮・羅先特別市)間で鉄道の試験運転実施。
10月14日(金)
  • 我が国の野田佳彦総理が,ロシアのプーチン首相と電話会談。プーチン首相は,野田総理に対して,エネルギー分野での協力強化のほか,日ロ原子力協定が早期に国会承認されるよう期待すると表明。
10月15日(土)
  • オウム真理教上祐派が,「上祐代表説法会」を開催(長野,16日・宮城)。
  • 中国共産党の第17期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が北京で開催(~18日)。胡錦濤総書記が活動報告及び重要講話を実施し,「文化体制改革の深化」などに関する決定を採択。
10月18日(火)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・仙台施設に対して立入検査を実施(宮城)。
仙台施設立入検査状況(10月18日)
仙台施設立入検査状況(10月18日)
10月19日(水)
  • トルコ南東部ハッカリ県において,「クルド労働者党」(PKK)が,トルコ軍を襲撃。トルコ軍兵士が少なくとも24人死亡,18人負傷。
10月21日(金)
  • 米国のパネッタ国防長官が,インドネシア,我が国及び韓国を歴訪(~28日)。ASEAN国防相会議(18~22日,インドネシア・バリ)に出席後,我が国を24日から26日まで訪問し,25日に野田佳彦総理を表敬したほか,玄葉光一郎外相や一川保夫防衛相らと会談。玄葉外相との会談では,日米同盟深化のほか,在日米軍再編,日米安保・防衛協力,地域情勢等について意見交換。韓国訪問では,李明博大統領を表敬したほか,米韓安全保障協議会に出席。
10月22日(土)
  • オウム真理教上祐派が,「上祐代表説法会」を開催(愛知,23日・大阪)。
10月24日(月)
  • 北朝鮮の金桂官第一外務次官と米国のボズワース北朝鮮政策担当大統領特別代表らが,北朝鮮の核問題について協議(~25日,スイス・ジュネーブ)。米朝協議は,米国・ニューヨークでの協議(7月28~29日)に続き2回目。ボズワース特別代表は,今回の協議終了後,合意に至るには更なる時間が必要として,引き続き米朝間などで協議を続ける旨の声明を発表。
  • 中国の漁業監視船「魚政201」と「魚政35001」が,尖閣諸島沖の我が国接続水域内を航行。
10月25日(火)
  • オウム真理教の教団施設などが存する東京都足立区と住民組織が,法務大臣及び公安調査庁長官に対し,団体規制法に基づく観察処分の期間の更新等を求める要請書や署名を提出(東京)。
10月26日(水)
  • オウム真理教の教団施設などが存する東京都世田谷区と住民組織,滋賀県湖南市の住民組織,オウム真理教対策関係市町村連絡会らが,法務大臣及び公安調査庁長官に対し,団体規制法に基づく観察処分の期間の更新等を求める要請書や署名を提出(東京)。
  • 2011年6月以降,我が国の外務省及び一部の在外公館が「標的型メール」によるサイバー攻撃を受け,一部の端末がマルウエアに感染していたことが判明。
10月27日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・札幌施設に対して立入検査を実施(北海道)。
10月28日(金)
  • 右翼団体が,10月28日を「奪還の日」と称して,各地で「竹島奪還」を訴える街宣活動などを実施(東京,大阪など)。
10月31日(月)
  • アフガニスタン南部のカンダハール市内において,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)施設を狙った自爆テロと銃撃戦が発生。UNHCRのアフガニスタン人契約職員3人を含む6人が死亡。

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