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最近の内外情勢 2011年4月

4月 1日(金)
  • 東シナ海中部海域において,中国国家海洋局所属とみられる航空機が,海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に水平距離で約90メートル,高さ約60メートルに接近し2周ほど周回。我が国政府は同日,外交ルートを通じて中国に抗議。
4月 3日(日)
  • パキスタン・パンジャブ州デラ・ガジ・カーンのイスラム神秘主義(スーフィズム)の聖者廟付近において,自爆テロとみられる2回の爆発があり,少なくとも信者ら42人が死亡,100人以上が負傷。「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行を自認。
4月 7日 (木)
  • 北朝鮮が,最高人民会議第12期第4回会議を開催し,(1)内閣の2010年の活動総括と2011年の課題,(2)2010年度決算と2011年度予算,(3)人事,の3議題について報告・採択。
  • 北朝鮮の金桂官第1外務次官が,訪中。武大偉朝鮮半島問題特別代表らと会談し,6者協議再開問題などについて協議。
4月 8日(金)
  • 北朝鮮の朝鮮中央通信が,我が国の対北朝鮮措置延長(5日)について,「対朝鮮敵対意識が骨髄まで徹した者らだけが敢行することができる笑止千万な行為」などと非難。
4月10日(日)
  • 過激派各派が,福島第一原発の事故を受け,全国各地で,反原発を訴える集会・デモや街頭宣伝活動を実施。
4月11日(月)
  • ベラルーシの首都ミンスク中心部にある地下鉄オクチャブリスカヤ駅のプラットホームで爆発があり,12人が死亡。
4月12日(火)
  • 北朝鮮と韓国が,白頭山火山の共同研究に関する第2回南北実務接触を実施(北朝鮮・開城)。
  • 菅総理と中国の温家宝総理の電話会談が行われ,温総理は,東日本大震災への見舞いを述べるとともに,福島第一原発の状況につき必要な情報を提供するよう求めたい旨発言。また,双方は,戦略的互恵関係の充実化と互いの国に対する国民感情の改善に向けて尽力することで一致。
4月15日(金)
  • インドネシアの西ジャワ州チレボン市警察署内にあるモスクにおいて,参拝者を装った男が,同警察署長に近寄り自爆。自爆犯は死亡,重傷を負った同警察署長を含む24人の警察官ら計約30人が負傷。
4月17日(日)
  • 米国のクリントン国務長官が,東京で菅総理を表敬し,松本外相と会談。菅総理への表敬では,震災対応での支援や原発事故での連携等について意見交換。
4月18日(月)
  • アフガニスタンの首都カブールにある国防省で,軍服を着用した男が発砲し,2人が死亡,7人が負傷。「タリバン」が犯行を自認。
4月19日(火)
  • 中国外交部の洪磊副報道局長が,那覇検察審査会の中国漁船衝突事件に関する「起訴相当」決議(同18日)に対し,記者会見で,「釣魚島は中国固有の領土で,日本が中国人船長に対して執る司法手続は,いずれも非合法で無効」と発言。
4月21日(木)
  • インドネシア国家警察は,首都郊外のタンゲラン県スルポンにあるカトリック教会近くで,ガス管に仕掛けられていた爆弾を発見し撤去。復活祭のミサを狙ったテロ計画との見方。
4月23日(土)
  • オウム真理教上祐派が,大阪施設(前期)及び東京・南烏山施設(後期)において,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(前期:~24日,後期:4月30日~5月5日)。
4月26日(火)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・野田施設及び鎌ケ谷施設に対して立入検査を実施(千葉)。
4月27日(水)
  • 米国のレビン上院軍事委員会委員長とウェブ上院外交委員会東アジア・太平洋小委員会委員長が沖縄を訪問し,仲井真沖縄県知事や高嶺県議会議長と会談。
4月29日(金)
  • オウム真理教主流派が,埼玉・八潮大瀬施設を主会場に,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(長期:~5月5日,短期前半:~5月2日,短期後半5月2日~5月5日)。
  • 右翼団体が,「昭和の日」にちなみ,昭和天皇の御遺徳を偲ぶ街宣活動や武蔵野御陵参拝などを実施(東京,大阪など)。

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