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法教育推進協議会(第1回)議事概要

1 日時

平成17年5月25日(水)午後2時50分から午後5時10分

2 場所

法曹会館「寿の間」

3 出席者

(委員,敬称略・50音順)
安藤和津,飯田裕美子,江口勇治,大杉昭英,大塲亮太郎,河本雅也,小林昭彦,鈴木啓文,高橋文郎,土井真一,西嶋美那子,羽間京子
(説明者,敬称略・50音順)
上杉賢士(千葉大学教育学研究科教授)
永野 薫(新宿区立落合第二中学校教諭)
吉冨芳正(文部科学省初等中等教育局教育課程課学校教育官)
(法務省)
南野智惠子法務大臣
(事務局)
 (司法法制部)
 倉吉敬司法法制部長,大谷晃大司法法制課長,吉村典晃参事官,丸山嘉代部付
 (刑事局)
 大林宏刑事局長,黒川弘務総務課長,堀嗣亜貴総務課裁判員制度啓発推進室長,畑野隆二総務課裁判員制度啓発推進室企画官,大山邦士局付

4 議題

(1) 座長の選出
(2) 議事の公開
(3) 法教育研究会報告書提出後の法教育の普及・発展に関する取組
ア 法務省の取組
イ 文部科学省の取組
ウ 日本弁護士連合会等の取組
エ 日本司法書士会連合会の取組
(4) 法教育研究会報告書に基づく授業実践の在り方
(5) 教員養成課程における法教育の在り方
(6) 裁判員制度を題材とした法教育の教材作成

5 配布資料

(1) 法教育推進協議会開催要領(案)【PDF】
(2) 法教育推進協議会委員・部会構成員名簿【PDF】
(3) 法教育推進協議会イメージ図【PDF】
(4) 法教育推進協議会の公開について(案)【PDF】
(5) 法教育の普及・発展に向けた法務省の取組【PDF】
(6) 法教育シンポジウム アンケート等集計結果【PDF】
(7) 弁護士会における法教育の取り組み状況【PDF】
(8) 法教育シンポジウム in KANAGAWA(冊子につき略)
(9) 司法書士アクセスブック(考えよう身近な契約)(冊子につき略)
(10) 第10回日司連市民公開シンポジウム(チラシにつき略)
(11) 平成17年度 社会科公民的分野 年間指導計画・評価基準【PDF】
(12) 千葉大学教育学部法教育プロジェクト【PDF】
(13) 裁判員制度の啓発について【PDF】
(14) 裁判員制度パンフレット(冊子につき略)

6 議事

(1) 法務大臣等あいさつ
 協議会の開催に当たり,南野法務大臣,倉吉司法法制部長及び大林刑事局長からあいさつがなされた。
(2) 座長の選任
 委員の互選により,土井委員が座長に選出された。
(3) 座長あいさつ
 土井座長からあいさつがなされた。
(4) 議事の公開
 協議の結果,議事の公開について,配布資料(4)のとおりの取扱いとすることとなった。
(5) 委員自己紹介
 各委員から自己紹介がなされた。
(6) 今後の進め方
 事務局から,本協議会における協議・検討すべき課題と今後の進め方について説明がなされた。
(7) 法教育研究会報告書提出後の法教育の普及・発展に関する取組
ア 事務局から,法務省の取組などについて説明がなされた。
イ 吉冨学校教育官から,文部科学省の取組について説明がなされた。
ウ 鈴木委員から,日本弁護士連合会等の取組について説明がなされた。
エ 高橋委員から,日本司法書士会連合会の取組状況について説明がなされた。
(8) 法教育研究会報告書に基づく授業実践の在り方
 永野教諭から,法教育研究会報告書に基いて実践される新宿区立落合第二中学校の取組について、同校の年間指導計画をもとに説明がなされた。
 委員からは
○ 法教育は、思考型・参加型の授業でもあるので、生徒の思考力や参加意欲をどのような形で評価していくのかについても検討していく余地がある。
(9) 上杉教授から,千葉大学の教員リカレント教育に法教育を位置づけるための取組について説明がなされた。
 委員からは
○ 取組にあたっては,教育学部と法学部や法律実務家との連絡も重要になってくるのではないか。
○ 教員養成課程に法教育的なものを取り込むことは可能か。
(10) 裁判員制度を題材とした法教育の教材作成
 大山局付から,裁判員制度の概要,同制度の広報,若い年代を対象にした教材作成の必要性について説明がなされた。
 委員からは
○ 裁判員制度の広報の前提として,裁判そのものの役割,国家機関としての機能についても理解してもらう取組も必要である。
○ 裁判員教材については,法教育研究会の司法に関する教材と連動するかたちで,うまく教材化できるとよいのではないか。
○ 国民に求められているのは,基本的な正義感,公平さをきちっと発揮してもらうことなので,裁判員に求められている役割自体の広報をしっかり行う必要がある。
○ 最近は,裁判を題材にしたテレビ番組やテレビゲームなどが人気を博しており,そういったツールなども使いながら,裁判に関わるということが,生きていく上での一つの力になるのだという喜びを子どもたちに伝える工夫や提案をしていきたい。
○ 裁判員制度を浸透させていくためには,人を裁くということに対しての責任の重さや法に対するイメージを払拭していくこと。
○ 裁判員制度の成否には,若い世代の価値観も影響してくると思うが,若い世代には,人間として求められること,と法によって求められることを双方絡めながら理解してもらうことが必要ではないか。
 といった意見等が出された。
(11) 今後の開催予定
 次回日程については,おって。
(以上)

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