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矯正医療の在り方に関する有識者検討会  >  矯正医療の在り方に関する有識者検討会(第4回)議事概要

矯正医療の在り方に関する有識者検討会(第4回)議事概要

1 日時

平成25年12月19日(木)午前10時から午後零時まで

2 場所

法務省20階 第1会議室

3 出席者

(座長)
  金澤 一郎  国際医療福祉大学大学院長
(委員)
  大橋 秀夫  八王子医療刑務所長
  川出 敏裕  東京大学大学院法学政治学研究科教授
  見城美枝子 青森大学社会学部教授,ジャーナリスト,エッセイスト
  神  洋明  弁護士
  炭谷  茂  恩賜財団済生会理事長
  高杉 敬久  日本医師会常任理事
  福永 秀敏  (独)国立病院機構南九州病院名誉院長
                           (敬称略,50音順)
(法務省)
   谷垣禎一法務大臣,西田博矯正局長ほか

4 議題

  1. 議事
  2. 法務大臣挨拶

5 会議経過

  1. 議事
    (1) 各委員から,「矯正医療の在り方に関する報告書」の内容等について,以下のような意見が述べられた。  
    •  定年後の医師が,社会貢献として週に2日程度なら協力できるという方もいる。そういう人をワークシェアとして確保できるという観点を入れてはどうか。
    •  女性の被収容者に対する診療では,同性である女性医師しかできないことも多数ある。女性医師確保について,女性の特性を生かす職場のメリットや魅力を発信していくべき。  
    •  矯正医療問題は,医師不足のみならず解決すべき他のものも多数ある。これらの問題を解決するというメッセージも必要なことから,日本弁護士連合会が本年9月に要望した「刑事施設医療の抜本的改革のための提言について」について,少し踏み込んで実現可能なものを取り入れることはできないか。  
    •  矯正医官の数は平成25年4月1日現在で260人というが,現在はもっと減ってしまっているのではないか。  
    •  医療専門施設で医師が多数いるところと,一般施設で医師が1人しかいないところについて,医師が減ることに関する危機感は全く違う。  
    •  矯正医師が不在となれば,必然的に被収容者の診療は外部医療機関で実施せざるを得ず,これにより常態的に人的・経済的負担は莫大となり,かつ,外部医療機関で受診する一般患者の不安をあおることにもなりかねず,その影響は国民にも生ずることとなることを盛り込みたい。  
    •  本検討会の提言をもって終わりではなく,その後も常時改革を進めていってほしいというメッセージを盛り込みたい。
    (2) 「矯正医療の在り方に関する報告書」の取りまとめ等について
    •  同報告書については,各委員からの意見を踏まえた上,取りまとめ,今後の発表等については座長一任とされた。また,同報告書については,本検討会の総意として,明年1月を目途に法務大臣宛てに提出することで承認された。
  2. 法務大臣挨拶   

6 配付資料

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この記事に関する問い合わせ先

法務省矯正局矯正医療管理官
 矯正医療企画官 水元
       補佐官 中田
  電話 03-3580-4111
      03-3592-7370(直通)