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報道発表資料
平成30年1月24日
法務省人権擁護局

「障害のある人の人権について考えよう!人権ポスターキャッチコピーコンテスト」の入賞作品及び最優秀作品を素材としたポスターについて

 「障害のある人の人権について考えよう!人権ポスターキャッチコピーコンテスト」において,最優秀賞1作品及び優秀賞2作品を選出し,最優秀作品を素材としたポスターを作成しましたので,お知らせします。

最優秀作品を素材としたポスター
 平成28年4月には,いわゆる「障害者差別解消法」が施行され,また,2020年には,東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会を迎えることもあり,共生社会の実現に向けて,障害の有無等にかかわらず,誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う「心のバリアフリー」を推進することが必要とされています。
 このような状況の中で,「障害のある人の人権」は今後一層重要な課題となることが予想され,「障害のある人の人権」に関する効果的な人権啓発活動を実施する必要があります。
 法務省人権擁護局及び全国人権擁護委員連合会では,障害のある人の人権に関する啓発活動のコンセプトとなる,効果的かつ印象的なキャッチコピーを広く一般から募ることを目的として,キャッチコピーコンテストを実施し,最優秀賞1作品及び優秀賞2作品を選出いたしました。
 そこで,今般,最優秀作品を素材としてポスターを作成し,全国の公共機関等へ配布・掲示することにより,広く一般を啓発することといたしました。
 なお,本事業は「東京2020公認プログラム」に認証されており,最優秀作品を素材としたポスターには,「東京2020公認マーク」が付されています。

(参考)

  1 募集期間
  平成29年8月1日(火)~同年9月1日(金)
   
  2 募集内容
  ・ 障害のある人の人権に関する啓発活動に使用するキャッチコピー(サブコピーを含む。)
  ・ 当該キャッチコピーの趣旨
  ・ 当該キャッチコピーを素材としたポスターを作成する場合のデザインイメージを想定している場合は,そのデザインイメージ
 
  3 応募総数
  927作品
 
  4 入賞作品
    (1) 最優秀賞
        岡田綾羽氏
        「誰だって手を貸してほしい時がある ~明日と笑顔をつなぐ一声を~」
    (2) 優秀賞
        細野利奈氏
        「違うを知る。違うを考える。違うを理解する。そして違うを認める。」
        山田あかね氏
        「『守る・守られる』から『ともに歩む』へ。」
       
 5 賞
  入賞者には,賞状及び次の副賞が贈呈されます。
     最優秀賞 ASUS ZenPad 8.0(タブレット端末)
     優秀賞 ユニバーサルデザイン等文房具詰め合わせ

 6 活用
  入賞作品は,最優秀作品を素材としてポスターを作成し,全国の公共機関等へ掲示・配布するほか,法務省の人権擁護機関の啓発活動に活用します。

 7 主催
  法務省人権擁護局,全国人権擁護委員連合会

 8 後援
  社会福祉法人全国社会福祉協議会,公益財団法人人権教育啓発推進センター