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お答えします
~司法試験編・公安調査庁編~

Q:
司法試験はどのような試験ですか?
A:

裁判官,検察官又は弁護士になろうとする者に必要な学識及びその応用能力があるかどうかを判定する試験です。

試験は,短答式(マークシート)と論文式(論述)による筆記の方法により行われ,中日1日を挟んだ4日間で両方の試験を受けることになります。

Q:
司法試験の受験資格はどのようなものですか?
A:

司法試験の受験資格は,法科大学院の課程の修了又は司法試験予備試験の合格により得られます。受験することができる期間は受験資格を取得した日後の最初の4月1日から5年間です。

なお,平成18年新司法試験から平成26年司法試験までは,5年の期間内で3回しか受験できませんでしたが,司法試験法の一部改正(平成26年10月1日施行)により,平成27年司法試験からは受験期間内に受けることができる回数の制限が廃止され,5年の期間内は毎回受験することができます。

Q:
司法試験予備試験はどのような試験ですか?
A:

司法試験予備試験は,様々な事情により,法科大学院課程を修了していない人でも司法試験を受験できるように設けられた試験で,これに合格した人は,法科大学院を修了した人と同じように司法試験を受験することができます。

試験は,短答式及び論文式による筆記並びに口述の方法により段階的に行われます。

Q:
司法試験予備試験にも受験資格はあるのですか?
A:

司法試験予備試験には,受験資格はなく,誰でも受験することができます。

Q:
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて公安調査庁ではどのような取組を行っていますか?
A:

2020年東京オリンピック・パラリンピックでは,国際テロやサイバー攻撃の脅威の高まりを受けて,情報収集・分析,出入国管理,競技会場等の警戒警備などの強化が求められています。公安調査庁では「東京オリンピック・パラリンピック競技大会関連特別調査本部」を設置して情報機能の強化に取り組んでおり,テロや不法事案などの未然防止のための情報収集・分析に力を注いでいます。

Q:
民間企業や経済団体などとの連携に向けた公安調査庁の取組について教えてください
A:

公安調査庁では,国民や民間企業に対する国際テロなどに関する情報提供を強化しています。民間企業や経済団体などに対して講演を実施したり,世界のテロリズムの動向についてまとめた「国際テロリズム要覧」を積極的に提供することで,海外に渡航する邦人に注意喚起を行っています。

なお,「国際テロリズム要覧」の概要については,公安調査庁HP「国際テロリズム要覧Web版」において閲覧できます。