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《特集記事》
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テロの未然防止等のため,平成19年11月以降,我が国に上陸を希望する外国人は,入国審査の際,個人識別情報(指紋及び顔画像)を提供することとなっています。
この個人識別情報の提供行為は上陸審査ブースにて行われていますが,上陸審査を待っている列の途中に,審査機器とは別の専用機器(通称「バイオカート」)を配置し,個人識別情報を事前に取得するものです。
平成28年10月に,関西空港,高松空港及び那覇空港に導入されていましたが,平成29年4月から成田空港をはじめ全国12空港にも導入されています。
審査待ち時間中に個人識別情報を取得することで,上陸審査ブースでの手続を省力化し,外国人旅行者の入国手続をより迅速にすることを目的としています。
導入した空港においては,導入前に比べ,審査時間が3割以上短縮されるなどバイオカート効果が顕著に現れています。
バイオカートを円滑に運営していくことはもちろんのことですが,今後は,日本人出帰国手続における顔認証技術を活用した自動化ゲートについて早期の導入を目指しているほか,外国の出発地空港において個人識別情報を事前に取得し,入国手続を簡素化するためのプレクリアランス(事前確認)の運用開始を検討しております。
その他,出入国審査の更なる迅速化のため,各種の取組について検討を進めていきます。
【バイオカート画像】