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お答えします
~検察庁の検察官について~

Q1
検察官はどのような仕事をしていますか?
A1:

検察官は,警察から送致された事件等を捜査し,裁判所に起訴するかどうかを決めるなどの仕事をしています。
 また,起訴された事件の公判(裁判)に立ち会い,裁判所に証拠を提出したり,証人尋問を行ったりして,被告人(起訴された者)が罪を犯したことなどを証明します。証拠調べの終了後,被告人にどのような刑罰を与えるべきかについて裁判所に意見を述べます。
 有罪の裁判の確定後は,その執行を指揮します。その他公益の代表者として法令に定められた事務を行います。

Q2
検察官になるには,どのような資格が必要ですか?
A2:

●司法試験に合格した後,司法修習を終えた者

●裁判官(判事・判事補)

●弁護士

●3年以上特定の大学において法律学の教授又は助教授の職にあった者

●3年以上副検事の職にあって,検察官特別考試に合格した者

上記の者が,検事になるための資格を持ちます。また,検察事務官等の一定の公務員が特定の試験に合格すると副検事になることができます。

Q3
検察官の付けているバッジにはどのような意味がありますか?
A3:

検察官のバッジの形は,紅色の旭日に菊の花弁と葉があしらわれています。その形が秋におりる霜と夏の厳しい日差しの組合せにみえることから,厳正な検事の職務とその理想像とが相まって「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)のバッジ」と呼ばれているようです。

検察官のバッジ

検察官のバッジ