田所法務副大臣が中国関連日系企業向けウェビナーにビデオメッセージを送りました（令和３年７月１日）。

　令和３年７月１日（木），中国関連の日系企業を主な対象として，ウェビナー「国際仲裁ウェビナー～中国関連ビジネスを中心に～」を，在中国日本国大使館，日本国際紛争解決センター（ＪＩＤＲＣ），日本商事仲裁協会（ＪＣＡＡ）及び法務省の共催により開催しました。本ウェビナーに，田所嘉德法務副大臣がビデオメッセージを送りました。
　田所法務副大臣は，法務省が，国際仲裁の活性化に向け，インフラ整備と法制度の整備を精力的に取り組んでおり，日本が，シンガポールや香港に並ぶ環境を整備しつつあることなどに言及し，中国に拠点を置いている日系企業，中国関連事業を行う日本企業である視聴者に対し，日本における国際仲裁の利用を呼びかけました。
　田所法務副大臣のご挨拶に引き続き，法務省大臣官房国際課の神吉課付が国際仲裁の活性化に向けた日本政府全体及び法務省の取組について紹介しました。
　本ウェビナーは，中国を中心として様々な国から３５０名近くの方々が視聴し，質疑応答の場面では多くの質問が寄せられるなど盛況となりました。