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山下法務大臣政務官が,スイス大使館における国際仲裁イベントでスピーチを行いました(9月7日(木))

 平成29年9月7日(木),在日スイス大使館において「Swiss Arbitration for Japanese Corporations(日本企業のためのスイス仲裁)」と題したイベントが行われ,山下貴司法務大臣政務官がキーノートスピーカーとして招かれました。

(在日スイス大使館提供)


パロ在日スイス大使らと談笑する山下政務官

左からチューリヒ大学副学長クリスチャン・シュワルツネッガー教授,パロ大使,

山下政務官,在日スイス商工会議所会頭ミハエル・ムロチェク氏
 実は,国会議員となる前,法務省に勤務していた際に,ある犯罪収益不正送金事件をめぐり,スイス当局と交渉された経験がある山下政務官。そのエピソードも織り交ぜ,英語でスピーチをされました。

(在日スイス大使館提供)


国内外の弁護士や企業関係者等のイベント参加者に向けてスピーチする山下政務官
 スピーチの中では,今日,日本企業が国際的な紛争に巻き込まれ,国際仲裁の当事者となる事例が増える懸念がある中,日本の企業や法曹が国際仲裁への対応力をつけることを含め,国際仲裁が活発に利用されるようにすることは,我が国としても重要な課題である旨を指摘されました。
 
 その上で,政府としても,平成29年6月9日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」(いわゆる「骨太の方針」)で,国際仲裁の活性化に向けた基盤整備のための取組を進める意向である旨を明記するなど,裁判外紛争解決手続(ADR)としての国際仲裁の活性化に注目していることを語られ,我が国における国際仲裁の活性化のためにもスイスの取組を参考にしたい旨を述べられました。