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上川法務大臣が,英国及びオーストリアに出張しました。

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 上川法務大臣は,平成30年5月3日から同月6日までの間,2020年の京都コングレス(第14回国際連合犯罪防止刑事司法会議)への参加と協力を呼びかけるとともに,国際仲裁の活性化に向けた著名な仲裁機関との協力連携関係の構築,出入国管理分野をはじめ,当局間の協力連携体制の構築等のため,英国及びオーストリアに出張しました。概要は以下のとおりです。
 

出張概要

1 英国では,内務省第二次官と会談するとともに,ロンドン国際仲裁裁判所(LCIA,London Court of International Arbitration)及びウォームウッド・スクラブス刑務所を訪問しました。また,現地の被害者支援団体関係者や,現地に進出している企業関係者との意見交換を行いました。
  内務省及びLCIAの各組織とは,トップレベルでの有益な会談を行うことができ,当局間・組織間での連携の強化に向けて確かな手応えを得ました。

内務省

 パッツィ・ウィルキンソン第二次官と面談し,出入国管理分野をはじめ,両当局間の協力連携体制の構築について意見を交わしました。
 また,2020年の京都コングレスへの内務大臣等の参加及び協力を呼びかけました。
 
英国内務省ウィルキンソン第二次官と上川大臣

LCIA

 世界的に著名な仲裁機関であるLCIAを訪問し,オードリー・シェパード議長らと面談し,連携の強化及び日本における国際仲裁の活性化に向けた施策の検討上必要となる協議を行いました。

LCIAシェパード議長と上川大臣

被害者支援団体

 レイプ・クライシス(Rape Crisis England and Wales)及びヴィクティム・サポート(Victim Support)の2団体の幹部等と意見交換を行い,英国における被害者支援の最前線で活躍する方々の豊富な経験に基づく知見を得ることができました。
 
被害者支援団体幹部等と上川大臣
 

ウォームウッド・スクラブス刑務所

 ロンドン近郊にあるウォームウッド・スクラブス刑務所を視察し,施設の収容状況や再犯防止など,多岐にわたる事項について刑務所関係者の方々と意見交換を行いました。

現地邦人企業との意見交換

 英国のEU離脱が日本企業に活動に与える影響,海外進出企業が直面する法的紛争のリスク,国際仲裁を含む紛争解決の在り方,女性の活躍に向けた各社の取組等につき,現地邦人企業関係者から生の声を聞くことができました。

英国の邦人企業関係者らと上川大臣
2 オーストリアでは,ウィーンに所在する国連薬物・犯罪事務所(UNODC,United Nations Office on Drugs and Crime)のユーリ・フェドートフ事務局長との会談を行いました。
 フェドートフ事務局長らとの会談では,京都コングレスの開催に関し,未来の担い手である若者(ユース)が活躍できる企画の実現等に向け,主催事務局であるUNODCとの協力連携の強化について意見を交わしました。

UNODCフェドートフ事務局長と会談する上川大臣

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