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第2回世界保護司会議が開催されました。

 令和6年4月17日(現地時間)、オランダにおいて、「第6回世界保護観察会議」のプログラムの一つとして、法務省が企画した「第2回世界保護司会議」が開催されました。本会議は、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北米等の世界各国で罪を犯した人の社会復帰に関わる実務家、研究者や地域ボランティア等が一堂に会し、保護司を始めとした更生保護に関わる地域ボランティア制度の更なる普及のための方策や新たな「なり手」の確保などの課題の解消に向けて知見を共有することを目的としています。
 本会議においては、日本、オランダ、ケニア、シンガポール、タイ王国、英国及び米国の関係者から発表及びパネルディスカッションが行われ、活発な意見交換がなされました。

開会挨拶の様子

会場の参加者の様子

スピーカー(オランダ)による発表の様子

質疑の様子
 また、本会議においては、参加者等から賛同を得て、4月17日を「国際更生保護ボランティアの日」とする宣言が採択されました。同宣言では、約130年にわたり我が国において培われてきた保護司制度にも触れつつ、世界各国において更生保護の分野で活躍する地域ボランティアが、罪を犯した人の立ち直りを支える活動を行うことの意義や取組、その貢献に対する国際的認知度の向上を図ることなどが盛り込まれました。
 法務省では、今回採択された宣言を踏まえて、更生保護の分野で活躍する地域ボランティアによる活動の更なる活性化や社会における認知度が広まることをめざしています。

宣言承認の様子