令和7年度総合職職員入省式を行いました。
令和7年4月1日(火)、新たに法務省職員に採用した総合職職員54名(法務省36名、出入国在留管理庁10名、公安調査庁8名)の入省式を執り行いました。
高村法務副大臣から大臣訓示の代読があり、法務行政における様々な課題に取り組んでいくに当たって、国民の声に真摯に耳を傾けるとともに、国民のため「自らが法務行政をより良いものにしていくのだ」という誇りを持って積極的に業務に取り組むこと等、激励の言葉が伝えられました。
高村法務副大臣から大臣訓示の代読があり、法務行政における様々な課題に取り組んでいくに当たって、国民の声に真摯に耳を傾けるとともに、国民のため「自らが法務行政をより良いものにしていくのだ」という誇りを持って積極的に業務に取り組むこと等、激励の言葉が伝えられました。

入省式の様子
(以下、大臣訓示全文)
本日、法務省に総合職職員として採用された皆様方を心から歓迎するとともに、法務省を代表してお祝いを申し上げます。
法務省は、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、出入国及び外国人の在留の公正な管理などの役割を担っており、誰もが安全・安心に暮らせる公正・公平な社会を実現するという重要な役割を担っています。
我が国を取り巻く国際情勢、社会経済情勢が目まぐるしく変化し、社会のニーズや価値観が多様化・複雑化する時代であるからこそ、国民生活の根幹・基盤を支える法務行政の重要性は、一層高まっていると考えてください。そして、こうした社会の変化を的確に捉え、より良い社会を実現していくためには、様々なバックグラウンドや個性を持ち、柔軟な考え方ができる皆様方の力が不可欠です。
本日から法務省職員となる皆様方は、それぞれの職場において困難な課題に取り組んでいくことになります。
法務行政においては、例えば、民事・刑事等の基本法制の整備はもちろん、再犯防止に向けた取組、外国人との共生社会を実現するための方策、様々な人権問題等への対応、所有者不明土地問題への対応、総合法律支援の充実・強化、司法外交の展開、安全保障への貢献、デジタル・IT化の推進など、取り組むべき課題は山積しています。
これらの課題に対し、皆様方には、国民の皆様方の声に真摯に耳を傾けるとともに、我が国が将来どうあるべきなのか、法務省として何ができるのか、といったところまで考えを巡らせていただき、国民の皆様方のため、自らが法務行政をより良いものにしていくのだという誇りを持って、積極的に取り組んでほしいと思います。
そして、何よりも私どもは、我が国の社会正義を実現し、さらには、一たび社会正義が失われた場合には、困難を抱える方々に手を差し伸べ、寄り添い、再び社会正義が保たれた状態に戻すという極めて重要な使命を担っています。
そうした崇高な役割を果たしているという誇りを持ってそれぞれの職務に当たっていただきたいと思います。
本日の輝かしい門出に当たり、皆さんの今後の御活躍を心より祈念して、私の訓示といたします。
本日、法務省に総合職職員として採用された皆様方を心から歓迎するとともに、法務省を代表してお祝いを申し上げます。
法務省は、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、出入国及び外国人の在留の公正な管理などの役割を担っており、誰もが安全・安心に暮らせる公正・公平な社会を実現するという重要な役割を担っています。
我が国を取り巻く国際情勢、社会経済情勢が目まぐるしく変化し、社会のニーズや価値観が多様化・複雑化する時代であるからこそ、国民生活の根幹・基盤を支える法務行政の重要性は、一層高まっていると考えてください。そして、こうした社会の変化を的確に捉え、より良い社会を実現していくためには、様々なバックグラウンドや個性を持ち、柔軟な考え方ができる皆様方の力が不可欠です。
本日から法務省職員となる皆様方は、それぞれの職場において困難な課題に取り組んでいくことになります。
法務行政においては、例えば、民事・刑事等の基本法制の整備はもちろん、再犯防止に向けた取組、外国人との共生社会を実現するための方策、様々な人権問題等への対応、所有者不明土地問題への対応、総合法律支援の充実・強化、司法外交の展開、安全保障への貢献、デジタル・IT化の推進など、取り組むべき課題は山積しています。
これらの課題に対し、皆様方には、国民の皆様方の声に真摯に耳を傾けるとともに、我が国が将来どうあるべきなのか、法務省として何ができるのか、といったところまで考えを巡らせていただき、国民の皆様方のため、自らが法務行政をより良いものにしていくのだという誇りを持って、積極的に取り組んでほしいと思います。
そして、何よりも私どもは、我が国の社会正義を実現し、さらには、一たび社会正義が失われた場合には、困難を抱える方々に手を差し伸べ、寄り添い、再び社会正義が保たれた状態に戻すという極めて重要な使命を担っています。
そうした崇高な役割を果たしているという誇りを持ってそれぞれの職務に当たっていただきたいと思います。
本日の輝かしい門出に当たり、皆さんの今後の御活躍を心より祈念して、私の訓示といたします。