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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和7年4月8日(火)

 今朝の閣議において、法務省請議案件として、主意書に対する答弁書が1件、そして政令が1件閣議決定されました。

検察庁の在り方に関する質疑について

【記者】
 昨日、新任検事の辞令交付式があり、大臣は代読された訓示の中で、犯罪被害者の権利利益の擁護など、広い分野に関心を持ち、高い見識を養ってほしいと述べました。再審法改正や取調べの録音・録画など、検察庁を取り巻く環境は大きな変革期を迎えていますが、検察庁の在り方について、どのようにお考えか改めてお聞かせください。

【大臣】
 検察庁の在り方ということですが、検察は、法と証拠に基づく厳正公平な処分を行い、刑罰を適正に実現するという使命を果たすことにより、国民の負託に応え、社会正義の実現に寄与するという重責を担っているものと考えています。
 社会環境が変化する中で、検察に求める役割を果たし続けるには、検察職員が不断の工夫や努力を重ねるとともに、刑事司法のほか、広く社会に目を向け、優れた知見を探求し、様々な分野の新しい成果を積極的に吸収する姿勢が、求められるものと考えています。
 まさに検察当局に対する国民の皆様からの信頼、これが極めて大事であり、そういったことも含めて、新しく任官した検察官には、そうした姿勢を保ち、使命感を持って各々の職務に取り組むことに誇りをもって、国民の負託にしっかりと応えていただきたいと考えています。


(以上)