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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和7年4月18日(金)

 今朝の閣議において、法務省請議案件はありませんでした。
 続いて、私から法制審議会刑事法(再審関係)の部会について申し上げます。
 同部会においては、お手元の名簿のとおり、刑事法研究者、法律実務家等からなる合計23名の方々に、委員・幹事をお引き受けいただきました。
 いずれも、再審請求事件の実情を踏まえつつ、再審制度について、幅広い観点から検討を行っていただくのに適した方々であると考えています。
 その上で、来る4月21日月曜日に、同部会の第1回会議が開催をされることとなりました。
 再審制度の在り方については、国民の皆様方の関心も高いことなどから、今後、法制審議会において、十分な調査審議が行われ、できる限り早期に答申を頂けるよう、期待しています。

法制審議会刑事法(再審関係)部会に関する質疑について

【記者】
 今おっしゃった再審法改正の法制審部会についてですが、第1回の日程が決まったことを受けて、従来からおっしゃっているスピード感のある審議期間のめどについて、いま現在、どのようにお考えでしょうか。
 また、冤罪被害者を部会のメンバーにという声がこれまでも何度も取り沙汰されてきましたが、人選の結果についての考え方も併せて改めてお聞きかせください。

【大臣】
 具体的な審議のスケジュールということですが、私どもとして、スピード感を持って早期にということを期待すると申し上げていますが、実際のスケジュールについては法制審議会の方でお決めいただく事柄であり、現時点で私からお答えすることは困難であることを御理解いただきたいと思います。再審制度の在り方については、これまでも「改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会」において協議が重ねられてきた、そういった経緯もあります。
 また、国民の関心も高いところですので、私としても十分に御審議をいただいた上で、できる限り早期にということを、先ほどの繰り返しになりますが、期待しているところです。
 また、個別の人事に係る検討の過程に関する事柄、これもお答えを差し控えさせていただきますが、私としては、再審請求事件の実情を踏まえつつ、再審制度について幅広い観点から検討を行っていただくのに適した方々に、委員・幹事をお引き受けいただいたと考えています。
 その上で、今御指摘をいただきましたが、冤罪被害者を部会のメンバーにといった声もありました。まさにそうしたことで考えれば、御指摘の方々を含めて、様々な立場の方々からの声を踏まえながら、調査審議が行われるということが重要であると私としては考えています。

靖国神社で開催予定の「春季例大祭」に関する質疑について

【記者】
 来週、靖国神社で春季例大祭が開かれます。大臣は期間中の参拝の御予定や、真榊など供物の奉納の御意向はございますでしょうか。
【大臣】
 個人として、適切に判断をしてまいりたいと考えています。
(以上)