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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和7年6月20日(金)

 今朝の閣議において、法務省請議案件として、3件閣議決定されました。

選択的夫婦別氏をめぐる議員立法の法案が継続審議となることに関する質疑について

【記者】
 国会が会期末を迎えまして、選択的夫婦別姓の法案は継続審議となりました。このことについて、大臣の御所感と今後の対応について、お考えがあれば聞かせてください。

【大臣】
 まず、今日国会が実質的に最終日ということで、6月22日に会期末を迎えるに当たってということでありますけれども、今国会についてまず申し上げますと、私ども法務省が提出した5本の法案については、長時間にわたる大変充実した深い御審議をいただいて、いずれの法案も成立するに至ったところです。関係する全ての皆様方に、その点について、深く感謝申し上げたいと思います。
 私どもとしては、この審議の中で御指摘いただいた課題をしっかりと受け止めた上で、成立した法案については、それぞれ適切に施行され執行されるよう万全を尽くしてまいりたいと考えています。
 今御指摘がありました、選択的夫婦別姓法案ということですが、これは、私どもとしては3つの法案が提出されたと承知しています。各党各議員の各会派からの提出でもあり、そういった意味では、まさに今、国民の間に様々な議論があることを受けて、提出されたと考えています。
 そういった中にあって、これは繰り返し申し上げているところですが、国民各層の皆様方の御意見や本国会での衆議院法務委員会での御議論、これは参議院の方でも一般質疑の中でも御審議いただきましたが、そういったことを含めた国会での御議論を踏まえ、これから対応を検討していく必要があるんだろうと考えています。
 まずは、本国会でそういった法案が提出され、議論されたという状況ですので、これはおそらく継続審議ということになろうかと思いますが、国民の間はもちろん、国民の代表者である立法府において、国会議員の間でも議論がしっかりと深まっていくことができるように私どもとしては、積極的に引き続きしっかりと情報提供してまいりたいと考えています。
(以上)