法務大臣閣議後記者会見の概要
令和7年6月24日(火)
今朝の閣議において、法務省請議案件として4件閣議決定されました。
続いて、私から、1週間後に迫った「再犯防止啓発月間」及び第75回“社会を明るくする運動”の強調月間について申し上げます。
7月は、国民の皆様方の間に広く再犯の防止についての関心と理解を深めることを趣旨とする「再犯防止啓発月間」であり、また、犯罪や非行を防止し、新たな被害者も加害者も生まない安全で安心な明るい地域社会を築くことを目的とする“社会を明るくする運動”の強調月間でもあります。
月間中の主な取組として、まず、7月1日からYouTube法務省チャンネルにおいて、犯罪をした人の立ち直りを支える支援者に焦点を当てた再犯防止に関する広報・啓発動画を新たに公開します。
また、7月1日来週の火曜日の12時から渋谷よしもと漫才劇場において、“社会を明るくする運動”強調月間のキックオフイベントを開催します。
このイベントは、「動画で社会を明るくせよっ」と題し、吉本興業株式会社所属の若手芸人の方々が“社会を明るくする運動”をテーマに作成した動画をインスタグラムに投稿し、そのコンテスト等を行うものです。
イベントには、可能であれば私も参加する予定です。
また、イベントの模様は、後日YouTube法務省チャンネルにも公開する予定です。
イベントの詳細については、おって担当部局からお知らせします。
さらに、6月末から7月にかけて、法務省赤れんが棟を始め、熊本城、大阪の太陽の塔など、全国各地の史跡、建物等が“社会を明るくする運動”のシンボルカラーであるイエローにライトアップされるほか、本年は、京都の清水寺から黄色い一筋の光が放たれ、古都の街並みを照らすと、そういった取組も行われる予定です。ライトアップの詳細についても、おって担当部局からお知らせします。
加えて、昨年度からの取組として、本運動の趣旨に御賛同いただいている丸善雄松堂株式会社様及び株式会社丸善ジュンク堂書店様の御協力により、この強調月間中、両社の運営する全国の書店や図書館等の全てのスタッフの皆様方に、「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」を着用いただくことになっています。
また、本年8月以降、法務省と両社が共催し、“社会を明るくする運動”の一環として、全国6か所で、地元の地方公共団体等の御協力も得て、更生保護に関するシンポジウムを開催する予定です。
そのほかにも、全国各地で、特色のある広報啓発活動が展開される予定です。
法務省としては、引き続き、再犯防止や保護司の方々を始めとする更生保護ボランティアの皆様方の活動に対する国民の皆様方の理解を一層深めるために、再犯防止に関する啓発活動や“社会を明るくする運動”を積極的に進めてまいりますので、報道機関の皆様方におかれましては、是非とも周知・広報への御協力をお願いいたします。
続いて、私から、1週間後に迫った「再犯防止啓発月間」及び第75回“社会を明るくする運動”の強調月間について申し上げます。
7月は、国民の皆様方の間に広く再犯の防止についての関心と理解を深めることを趣旨とする「再犯防止啓発月間」であり、また、犯罪や非行を防止し、新たな被害者も加害者も生まない安全で安心な明るい地域社会を築くことを目的とする“社会を明るくする運動”の強調月間でもあります。
月間中の主な取組として、まず、7月1日からYouTube法務省チャンネルにおいて、犯罪をした人の立ち直りを支える支援者に焦点を当てた再犯防止に関する広報・啓発動画を新たに公開します。
また、7月1日来週の火曜日の12時から渋谷よしもと漫才劇場において、“社会を明るくする運動”強調月間のキックオフイベントを開催します。
このイベントは、「動画で社会を明るくせよっ」と題し、吉本興業株式会社所属の若手芸人の方々が“社会を明るくする運動”をテーマに作成した動画をインスタグラムに投稿し、そのコンテスト等を行うものです。
イベントには、可能であれば私も参加する予定です。
また、イベントの模様は、後日YouTube法務省チャンネルにも公開する予定です。
イベントの詳細については、おって担当部局からお知らせします。
さらに、6月末から7月にかけて、法務省赤れんが棟を始め、熊本城、大阪の太陽の塔など、全国各地の史跡、建物等が“社会を明るくする運動”のシンボルカラーであるイエローにライトアップされるほか、本年は、京都の清水寺から黄色い一筋の光が放たれ、古都の街並みを照らすと、そういった取組も行われる予定です。ライトアップの詳細についても、おって担当部局からお知らせします。
加えて、昨年度からの取組として、本運動の趣旨に御賛同いただいている丸善雄松堂株式会社様及び株式会社丸善ジュンク堂書店様の御協力により、この強調月間中、両社の運営する全国の書店や図書館等の全てのスタッフの皆様方に、「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」を着用いただくことになっています。
また、本年8月以降、法務省と両社が共催し、“社会を明るくする運動”の一環として、全国6か所で、地元の地方公共団体等の御協力も得て、更生保護に関するシンポジウムを開催する予定です。
そのほかにも、全国各地で、特色のある広報啓発活動が展開される予定です。
法務省としては、引き続き、再犯防止や保護司の方々を始めとする更生保護ボランティアの皆様方の活動に対する国民の皆様方の理解を一層深めるために、再犯防止に関する啓発活動や“社会を明るくする運動”を積極的に進めてまいりますので、報道機関の皆様方におかれましては、是非とも周知・広報への御協力をお願いいたします。
大川原化工機事件に関する質疑について
【記者】
大川原化工機の冤罪事件で、先週末に地検と警視庁が大川原化工機に謝罪に行きました。まずこのことに対する大臣の所感をお聞かせください。それと、冤罪被害者の御遺族が謝罪を拒否されて欠席しました。御遺族は検証チームに第三者を入れることを求めていますが、このことについてどうお考えでしょうか。
【大臣】
今御指摘の事件に関する国家賠償請求訴訟において、第一審に引き続き、控訴審においても、検察官の勾留請求、そして公訴提起が違法と判断されたことについて、まず検察当局において、それを真摯に受け止めた上で、原告の方々に対面でおわびしたい旨の意向を示したと承知しています。
先週の金曜日、東京地検が、大川原化工機株式会社の本社において、大川原様、島田様、そして大川原化工機株式会社及び社員の皆様方に謝罪し、直接おわびを申し上げたものと承知しています。
私としても、第一審に引き続き、控訴審においても、検察官の勾留請求、そして公訴提起が違法とされたことを真摯に受け止めるとともに、大川原化工機株式会社、そしてその関係者の皆様方に多大な御負担をおかけしたことについて、おわび申し上げたいと思います。
そして、お亡くなりになられた相嶋靜夫様、そして御遺族の皆様方に、改めて哀悼の誠を捧げたいと思います。
その上で、御遺族の方々から、現段階で謝罪を受けることができないという意向が示されたこと、そして、検証チームに第三者を入れることなどを求める要望書を提出いただいたことについて、事務方から聞き、私も承知しています。
この件について、当然これは検察当局において判断されるべきことであり、私として所感を申し述べることは差し控えさせていただきたいと思いますが、検察当局において、今後、こうした要望書の内容を踏まえながら、適切に対応されるものと承知していますし、私としても、検察当局の対応について、強く関心を持って注目してまいりたいと思っています。
大川原化工機の冤罪事件で、先週末に地検と警視庁が大川原化工機に謝罪に行きました。まずこのことに対する大臣の所感をお聞かせください。それと、冤罪被害者の御遺族が謝罪を拒否されて欠席しました。御遺族は検証チームに第三者を入れることを求めていますが、このことについてどうお考えでしょうか。
【大臣】
今御指摘の事件に関する国家賠償請求訴訟において、第一審に引き続き、控訴審においても、検察官の勾留請求、そして公訴提起が違法と判断されたことについて、まず検察当局において、それを真摯に受け止めた上で、原告の方々に対面でおわびしたい旨の意向を示したと承知しています。
先週の金曜日、東京地検が、大川原化工機株式会社の本社において、大川原様、島田様、そして大川原化工機株式会社及び社員の皆様方に謝罪し、直接おわびを申し上げたものと承知しています。
私としても、第一審に引き続き、控訴審においても、検察官の勾留請求、そして公訴提起が違法とされたことを真摯に受け止めるとともに、大川原化工機株式会社、そしてその関係者の皆様方に多大な御負担をおかけしたことについて、おわび申し上げたいと思います。
そして、お亡くなりになられた相嶋靜夫様、そして御遺族の皆様方に、改めて哀悼の誠を捧げたいと思います。
その上で、御遺族の方々から、現段階で謝罪を受けることができないという意向が示されたこと、そして、検証チームに第三者を入れることなどを求める要望書を提出いただいたことについて、事務方から聞き、私も承知しています。
この件について、当然これは検察当局において判断されるべきことであり、私として所感を申し述べることは差し控えさせていただきたいと思いますが、検察当局において、今後、こうした要望書の内容を踏まえながら、適切に対応されるものと承知していますし、私としても、検察当局の対応について、強く関心を持って注目してまいりたいと思っています。
(以上)