法教育推進協議会(第23回)議事概要
1 日 時 平成22年12月22日(水)午後1時02分から午後3時17分
2 場 所 法曹会館「富士の間」
3 出席者
(委員,敬称略・50音順)
相原雄三,安藤和津,磯山恭子,江口勇治,大杉昭英,大村敦志,笠井正俊,神谷説子,北岡克哉,関一穂,本田能久,村松剛,山本一宏
(説明者)
内野宗揮(民事局付)
吉田俊弘(筑波大学附属駒場中高等学校教諭),鈴木啓文(弁護士)
橋本康弘(福井大学教育地域科学部准教授),野坂佳生(弁護士)
(事務局)
(司法法制部)
丸山嘉代官房付,布施京子部付
4 議題
(1) 法教育推進協議会新委員の紹介
(2) 法曹三者における法教育の取組について
(3) 教員免許更新講習での法教育授業実施事例について
(4) 法教育懸賞論文の受賞作品について
5 配布資料【PDF】
(1) 法教育推進協議会委員名簿
(2) 法教育普及検討部会構成員名簿
(3)-1 京都法教育推進プロジェクト実施計画(1) (2) (3)
(3)-2 京都法教育推進プロジェクト実施結果(1) (2) (3)
(4) 法の日フェスタ(10月2日)チラシ
(5)-1 法教育シンポジウム(10月29日)チラシ
(5)-2 法教育シンポジウム参考資料(冊子につき掲載省略)
(6) 法務省(民事局)における法教育の取組について
(7) 裁判所における法教育の取組み
(8) 日本弁護士連合会の近時の法教育活動について
(9) 弁護士白書2010年版(抜粋)
(10) 教員免許更新講習での法教育実施事例について(筑波大学)(1) (2)
(11) 裁判員制度を題材とした教育教材(抜粋)(1) (2) (3) (4)
(12) 「オオカミなんか怖くない」殺オオカミ事件
(13) 教員免許更新講習「『法教育』とその教材開発」について
(14) 法教育懸賞論文募集のチラシ
参考資料
法教育懸賞論文(受賞作品は別途掲載予定)
6 議事
(1) 法教育推進協議会新委員の紹介
法教育推進協議会の委員に変更があったため,新しい委員が紹介された。
(2) 法曹三者における法教育の取組について
ア 事務局及び民事局から法務省の取組につき説明がなされた。
イ 本田委員から裁判所の取組につき説明がなされた。
ウ 村松委員から日本弁護士連合会の取組につき説明がなされた。
(3) 教員免許更新講習での法教育授業実施事例について
ア 吉田教諭・鈴木弁護士から筑波大学での実施事例につき説明がなされた。
イ 橋本准教授・野坂弁護士から福井大学での実施事例につき説明がなされた。
委員からは,
○ 試験に代わるものとして受講者に提出を求めている法教育の指導案について講評は行うのか
○ 筑波大学と福井大学それぞれにつき,教員免許更新講習を受けられた方が全体で何人くらいで,そのうち何名が
法教育の講習を選択したことになるのか
○ 選択科目は法教育以外にどのようなものがあるのか
○ 音楽や英語等の先生は講習で学んだことをどのような場面で活かすのか
などの質問が出された。
(4) 法教育懸賞論文の受賞作品について
応募作品につき,法教育推進協議会法教育普及検討部会において厳正な審査を行った後,本日の法教育推進
協議会の決議を経て,法教育懸賞論文の受賞作品が決定した(受賞作品は別途掲載予定)。
テーマ:学校現場において法教育を普及させるための方策について
【最優秀賞】1通 武藤立樹氏 (島根県立隠岐島前高等学校教諭)
【優 秀 賞】 2通 春田久美子氏(弁護士・福岡県弁護士会)
札埜和男氏 (京都教育大学附属高等学校教諭)
【佳 作】 4通 長島光一氏 (明治大学付属明治高等学校講師)
松岡正志氏 (弁護士・広島弁護士会)
飯野眞幸氏 (前・群馬県立高崎女子高等学校長)
金子幹夫氏 (神奈川県立三浦臨海高等学校総括教諭)
また,次回の法教育推進協議会で最優秀賞・優秀賞の方への表彰式が行われることになった。
以 上