令和6年度法務総合研究所の研究に対する評価について
法務総合研究所では、犯罪の防止・抑制に有用な施策や法務省の業務に役立つための研究を行っていますが、研究の改善等を趣旨として研究計画及び研究結果を検証するために法務総合研究所研究評価検討委員会(以下「研究評価検討委員会」といいます。)を設置しています。研究評価検討委員会では、これまでに実施した研究又はこれから実施する研究のうち、後記の特別研究について、研究テーマごとにその必要性、効率性及び有効性の観点からの評価を実施しています。
本年度も、次のとおり研究評価検討委員会を開催して、評価を実施しました。法務総合研究所では、この評価結果を法務省の政策評価に反映するとともに、今後の研究計画にも反映させていきます。
1 日 時
令和6年5月15日(水)午前10時から正午まで
2 場 所
法務省法務総合研究所第1教室(赤れんが棟3階)
3 評価者 研究評価検討委員会委員
委員長 藤本 哲也(中央大学名誉教授)
委員 岩井 宜子(専修大学名誉教授)
委員 太田 達也(慶應義塾大学法学部教授)
委員 只木 誠(中央大学法学部教授)
委員 小西 暁和(早稲田大学法学学術院教授)
委員 藤岡 淳子(大阪大学名誉教授)
委員 是木 誠(法務省刑事局総務課長)
委員 吉野 智(法務省矯正局更生支援管理官)
委員 滝田 裕士(法務省保護局総務課長)
委員代理 堀越 健二(出入国在留管理庁審判課長)
(評価者選任の理由)
上記各委員は、刑事政策に関する学識経験者又は実務経験者であり、幅広い専門的知識を有するとともに、公正かつ厳正な評価を期待し得ることから選任しました。
4 評価方法
研究評価検討委員会に対し、あらかじめ、各研究に関する資料を提出した上で、調査検討を求め、各委員からの意見を得ることにより、評価を実施しました。
5 評価結果等
令和2年度・3年度に実施した特別研究及び令和7年度・8年度に実施予定の特別研究について、評価を実施しました。特別研究とは、急激な経済的・社会的な変化の下に
おける犯罪情勢に対処するため、刑事政策上緊急かつ重要な特殊事項について実施する研究です。この特別研究について、研究評価検討委員会において、
厳正な評価を実施しました。評価結果は、以下のとおりです。
(1)令和2年度・3年度に実施した特別研究
令和2年度・3年度に実施した特別研究である「犯罪者(犯罪・非行をした者)の意識調査」について事後評価を実施しました。評価の結果、これらの研究は時宜を得た研究で
あり、有用な諸施策を検討する上で貴重な基礎資料となったとして、必要性、効率性及び有効性のいずれの観点からも高く評価されました。
(2)令和7年度・8年度に実施予定の特別研究
令和7年度・8年度に実施予定の特別研究である「ストーカー・DV加害者に関する研究」について事前評価を実施しました。評価の結果、本研究は時宜を得た研究であり、
有用な諸施策を検討する上で貴重な基礎資料となることが期待されるとして、必要性、効率性及び有効性のいずれの観点からも高く評価されました。
6 その他
研究活動全体の改善及び適正化に資するため、経常的に行っている特別研究以外の研究についても、研究評価検討委員会に報告しました。
この記事に関する問合せ先
〒279-0013 千葉県浦安市日の出2-1-16
法務省法務総合研究所総務企画部研究事務部門
TEL:047-382-1013
本年度も、次のとおり研究評価検討委員会を開催して、評価を実施しました。法務総合研究所では、この評価結果を法務省の政策評価に反映するとともに、今後の研究計画にも反映させていきます。
1 日 時
令和6年5月15日(水)午前10時から正午まで
2 場 所
法務省法務総合研究所第1教室(赤れんが棟3階)
3 評価者 研究評価検討委員会委員
委員長 藤本 哲也(中央大学名誉教授)
委員 岩井 宜子(専修大学名誉教授)
委員 太田 達也(慶應義塾大学法学部教授)
委員 只木 誠(中央大学法学部教授)
委員 小西 暁和(早稲田大学法学学術院教授)
委員 藤岡 淳子(大阪大学名誉教授)
委員 是木 誠(法務省刑事局総務課長)
委員 吉野 智(法務省矯正局更生支援管理官)
委員 滝田 裕士(法務省保護局総務課長)
委員代理 堀越 健二(出入国在留管理庁審判課長)
(評価者選任の理由)
上記各委員は、刑事政策に関する学識経験者又は実務経験者であり、幅広い専門的知識を有するとともに、公正かつ厳正な評価を期待し得ることから選任しました。
4 評価方法
研究評価検討委員会に対し、あらかじめ、各研究に関する資料を提出した上で、調査検討を求め、各委員からの意見を得ることにより、評価を実施しました。
5 評価結果等
令和2年度・3年度に実施した特別研究及び令和7年度・8年度に実施予定の特別研究について、評価を実施しました。特別研究とは、急激な経済的・社会的な変化の下に
おける犯罪情勢に対処するため、刑事政策上緊急かつ重要な特殊事項について実施する研究です。この特別研究について、研究評価検討委員会において、
厳正な評価を実施しました。評価結果は、以下のとおりです。
(1)令和2年度・3年度に実施した特別研究
令和2年度・3年度に実施した特別研究である「犯罪者(犯罪・非行をした者)の意識調査」について事後評価を実施しました。評価の結果、これらの研究は時宜を得た研究で
あり、有用な諸施策を検討する上で貴重な基礎資料となったとして、必要性、効率性及び有効性のいずれの観点からも高く評価されました。
(2)令和7年度・8年度に実施予定の特別研究
令和7年度・8年度に実施予定の特別研究である「ストーカー・DV加害者に関する研究」について事前評価を実施しました。評価の結果、本研究は時宜を得た研究であり、
有用な諸施策を検討する上で貴重な基礎資料となることが期待されるとして、必要性、効率性及び有効性のいずれの観点からも高く評価されました。
6 その他
研究活動全体の改善及び適正化に資するため、経常的に行っている特別研究以外の研究についても、研究評価検討委員会に報告しました。
この記事に関する問合せ先
〒279-0013 千葉県浦安市日の出2-1-16
法務省法務総合研究所総務企画部研究事務部門
TEL:047-382-1013