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平成15年度司法試験第二次試験結果について

平成15年11月12日
担当:司法試験管理委員会

~出願者数は過去最高,初の5万人突破~

 本年11月12日に,本年度の司法試験の最終合格者1,170人が発表されました(昨年度最終合格者は1,183人)。司法制度改革審議会意見において,「平成14(2002)年の司法試験合格者数を1,200人程度とするなど,現行司法試験合格者数の増加に直ちに着手すること」が提言されたことを踏まえ,司法試験管理委員会は,同13年11月9日,「平成14年度以降の司法試験について,司法制度改革審議会意見を最大限尊重する」ことを決定し,昨年度に引き続き本年度の最終合格者の決定にあたっても,同意見の内容に沿った措置が講じられました。
 また,出願者数は,50,166人となり,初めて5万人を超え,昨年度を約4,500人上回り,率にして10.0%の増加となりました。受験者数も,過去最高の45,372人で,昨年度を約3,900人上回り,率にして9.4%の増加となりました。
 増加の要因は,論文式試験の合格者を合格枠制により決定する方法が,本年度をもって廃止になることから,受験期間3年以内の受験者が増加したことなどにあると考えられます。

 第二次試験出願者数・合格者数等

表:第二次試験出願者数・合格者数等

グラフ:司法試験第二次試験の出願者と合格者の推移(平成元年度~15年度)

 合格者の受験期間別分布状況等
 (1)  受験開始から3年以内5年以内の短期間受験での合格者の割合は,次のとおりです。
 合格枠制が実施された平成8年度以降で見ると,ほぼ横ばいの状態が続いていましたが,平成13年度から減少傾向にあり,本年度の3年以内合格者は30%台後半となっています。

表:合格者の受験期間別分布状況等

グラフ:受験期間3年以内の合格者の比率と5年以内の合格者の比率(平成元年度~15年度)

表:合格者の受験期間別分布状況等

グラフ:受験期間3年以内の合格者の内訳

 (2)  合格者の平均受験期間は5.75年となっています。
 最長だった平成元年度の平均6.66年以上に比べると,本年度は0.91年短縮されましたが,合格枠制が実施された平成8年度以降で見ると,同12年度まで4年台で推移していた平均受験期間が,平成13年度からは5年台となっています。

 合格者の年齢別分布状況等
 (1)  合格者の平均年齢は28.15歳となっています。
 最も高かった平成元年度の28.91歳に比べると,本年度は0.76歳若年化しましたが,平成8年度以降で見ると,同12年度まで26歳台で推移していた平均年齢が,平成13年度から27歳台となり,本年度は初めて28歳台に達しました。

グラフ:司法試験合格者の平均年齢(平成元年度~15年度)

 (2)  24歳以下の合格者数は299人で,全合格者の25.6%となっています。
 24歳以下の合格者は,昭和46年度に246人,46.2%を占めたのを最後に,平成元年度には83人,16.4%にまで落ち込みましたが,本年度は,平成元年度に比較し,3.6倍となっています。
 25歳以下の合格者は420人で,全合格者の35.9%となっています。

グラフ:司法試験合格者の年齢別構成

 大学生の合格者数
 大学生の合格者数は,274人,全合格者の23.4%となりました。
 【平成14年度 284人・24.0%,平成元年度 95人・18.8%】

 合格者の性別
 男性は895人(76.5%),女性は275人(23.5%)となりました。
 【平成14年度 男性906人(76.6%),女性277人(23.4%)】

 論文式試験について
 平成14年度から,司法試験合格者数が1,200人程度になることが見込まれたことから,合格枠制における無制限枠と制限枠の比率が「7対2」から「9対2」に変更されております。
 本年度の結果については,制限枠の最下位合格者と無制限枠の最下位合格者の合格点の差は1科目当たり0.58点(平成14年度0.58点),その順位差は745番程度(平成14年度738番程度)にとどまり,両者の成績の差は,平成3年当時の予想値(合格点差1科目当たり2点強,順位差1,000番以上)よりも小さいものとなっています。
 なお,平成16年度以降に行われる論文式試験における合格者の決定方法は,合格枠制によらないこととなっています。詳細は,ホームページ上の「司法制度改革審議会意見(司法試験関係)に関する司法試験管理委員会決定について」を御覧下さい。



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