検察事務官として
東京地方検察庁検察事務官 野口 有紀子
(平成8年採用II種・行政)
(平成8年採用II種・行政)
検察庁の重要な仕事の一つに,検察庁自ら検挙摘発を行う独自捜査がありますが,現在,私の所属する特別捜査部機動捜査班では,銀行取引を調査する等の内偵捜査や被疑者宅等の捜索・差押え,押収した証拠品の分析,被疑者の逮捕等の仕事をしています。当然,外へ出ることが多く,人と接することも多いのですが,その現場の状況は常にケースバイケース。臨機応変に対応することが求められますが,そのような緊張感ある現場経験を繰り返して得られる知識は,机上だけでは学ぶことのできないものであり,厳しいながらも非常にやりがいのある仕事です。
私は公務員志望で,刑事事件に興味があったこともあり,社会正義の実現に携われる仕事のできる検察庁に入りましたが,一口に検察庁といっても,その職務は多岐にわたり,私も今まで総務,会計といった事務局から罰金などの徴収や裁判の執行事務などを経験してきました。人事異動でいろいろな部門を経験し,学ぶことができることも検察庁の仕事の魅力の一つだと思います。
最近,テレビドラマ等で取り上げられたこともあり,以前より,イメージのつかみやすくなった検察事務官ですが,皆が目的を共有し,一緒に仕事をしているという連帯感があり,「男性だから」「女性だから」は関係なく,自然体で働ける職場だと思っています。
私は公務員志望で,刑事事件に興味があったこともあり,社会正義の実現に携われる仕事のできる検察庁に入りましたが,一口に検察庁といっても,その職務は多岐にわたり,私も今まで総務,会計といった事務局から罰金などの徴収や裁判の執行事務などを経験してきました。人事異動でいろいろな部門を経験し,学ぶことができることも検察庁の仕事の魅力の一つだと思います。
最近,テレビドラマ等で取り上げられたこともあり,以前より,イメージのつかみやすくなった検察事務官ですが,皆が目的を共有し,一緒に仕事をしているという連帯感があり,「男性だから」「女性だから」は関係なく,自然体で働ける職場だと思っています。