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「人はみな 生かされて 生きていく」(更生保護50周年記念事業のキャッチワード)

山形保護観察所長 中澤(なかざわ) 康子(やすこ)
(昭和44年採用中級・行政)
 採用面接時,保護観察所の課長をされていた方が,保護観察所の仕事について色々説明をされました。その時,特に調査連絡課(今は更生保護振興課と名称が変更になりました。)の仕事(民間団体と連携しながらの行事・犯罪予防活動の助長・研修の企画・調査研究など)の話を聞き,「おもしろい仕事だな」「やってみたい」「やりがいがありそうだ」という気持ちが湧いたことが印象深く思い出されます。
 その後保護観察官に補職され,保護観察を受けることになった少年たちとの関わりの中で彼らの声を聞き,彼らの可能性を信じ,時には失敗しながら,彼らとともに学び私も成長したと思っています。また人生の先輩であり経験豊かな保護司の皆さんとの二人三脚による処遇活動や地域活動などに取組み,保護司の皆さんの無償の人間愛と郷土愛を知ることができました。
 更生保護の職場でも,多くの女性職員が,子育てをしながら子どもに教えられ,保護観察を受けている少年たちと共に歩みながら,豊かな創造性や一歩踏み出すことの勇気と活動力を発揮して,生き生きと意欲的に仕事に取り組んでいます。
 このような職場で,自分の可能性を伸ばしてみませんか。そして人の可能性を信じ,犯罪や非行に陥った人に,社会で生きるための強さと人の優しさを伝え,犯罪や非行のない明るい地域社会を構築していく仕事をしてみませんか。