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三席検事


津地方検察庁三席検事
経歴
 平成16年に任官後,東京,千葉,名古屋,福岡,津の各地方検察庁で勤務。
 その他法務省民事局で勤務。
 

三席検事の仕事

「三席」検事とは

 「三席」検事,略して「三席(さんせき)」は,中小規模の検察庁に置かれた役職です。
 中小規模の検察庁では,「検事正」,「次席検事」の下に検察官(「ヒラ検事」と呼ぶことがあります。)が勤務し,実際の事件は,ヒラ検事が担当します。「三席」は,このヒラ検事のトップとして,県内で発生した凶悪事件や複雑な経済事件等を担当しています。

「三席」検事のやりがい

 「三席」は,このような立場にあるので,県内で重要事件が発生すると,その事件の主任検事(事件を担当する検事のことです。)を任されることが多くなります。
 例えば,何者かに殺害されたと思われる御遺体が発見されると,県警に,「特別捜査本部」が設置されることがあります。そういった事件を警察官が認知すると,警察官から「三席」の携帯電話に連絡が入ります。そして,県警の刑事部捜査第一課を中心に警察官が,犯人逮捕に向けて地道な捜査をしている段階から,一緒に捜査に携わることができます。犯行現場を見に行ったり,残された証拠を確認したりもします。御遺族から心境をうかがったりもしますし,被疑者の取調べもします。逮捕し起訴した後は,その事件の裁判員裁判にも立ち会い,被告人に刑が言い渡されるまで事件に関与します。
 「お金」がからむ複雑な経済事件も担当します。
 例えば,「贈収賄事件」,「公職選挙法違反事件」,「脱税事件」といった不正なお金のやりとりがからむ事件を担当します。こういった事件では,県警の刑事部捜査第二課や生活安全部生活経済課の警察官,国税や県税の担当者らと打ち合わせを重ね,たくさんの証拠書類や銀行口座等を分析し,一緒に知恵を絞って,真相の解明につとめます。
 このように,「三席」が担当する事件は,県下で発生する重大事件や重要事件が中心です。
 そういった事件を,警察官ら関係する他機関と緊密に連絡し合うことはもちろん,多くの「後輩」検察官,検察事務官にも協力してもらって捜査や裁判を行うのが「三席」の仕事です。
 責任も重いですが,非常にやりがいのある仕事を担当できます。