第4回アジア太平洋刑事司法フォーラムを開催しました!
令和7年6月24日(火)から26日(木)までの3日間、東京都内において、「第4回アジア太平洋刑事司法フォーラム」を開催しました。

集合写真
第4回となる今回も、国内外から多くの刑事司法実務家が来場又はオンラインの形式で参加し、開会式では、神田法務大臣政務官が法務省を代表して挨拶をしました。

神田法務大臣政務官による挨拶
開会式後、捜査共助と矯正保護に関する2つの分科会に分かれて、各国・機関の実務家が議論を行いました。捜査共助作業部会においては、過去3回の議論を踏まえた各国の捜査共助に関する情報共有や総括に加え、「東南アジア司法ネットワーク(SEAJust)」(※)とのスペシャルセッションを実施し、矯正保護作業部会においては、「多様なステークホルダーの協力と再犯を減らすための社会的アプローチ」のテーマの下、情報共有や意見交換を行いました。
(※)東南アジアを始めとする国・地域の捜査共助の担当者による情報共有等を目的として2020年に設立された司法協力のためのネットワーク。
(※)東南アジアを始めとする国・地域の捜査共助の担当者による情報共有等を目的として2020年に設立された司法協力のためのネットワーク。

捜査共助作業部会

矯正保護作業部会
スペシャルセッション
フォーラム期間中、各国の受刑者による刑務作業製品の展示や矯正保護作業部会の参加者を対象とした矯正施設及び更生保護施設の見学が実施されました。また、各国・機関の刑事司法実務家が集う機会を利用して、関係国・機関間の個別の会談も行われ、人的ネットワークが広がるとともに、情報交換・共有が盛んに行われました。

刑務作業製品展示

施設見学(府中刑務所)
参加国・機関
オーストラリア、ブルネイ、カンボジア、カナダ、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピン、韓国、シンガポール、タイ、東ティモール、米国、ベトナム、ASEAN事務局、タイ法務研究所(TIJ)、国連アジア極東犯罪防止研修所(UNAFEI)、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)