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報道発表資料
令和4年3月31日

「刑務所と協働するソーシャル・イノベーション」の開催結果について

 法務省矯正局では、PFI手法を活用した刑事施設の運営業務を受託している民間事業者による実行委員会とともに、カンファレンス「刑務所と協働するソーシャル・イノベーション」を共催しました。
 SDGs達成への取組など、社会課題の解決を通じて企業価値向上を図る企業が増えている中、刑務所における新たな再犯防止や地方創生などの取組を進めるために、様々な分野で社会課題の解決に取り組む企業等の方々と一緒に、「誰も置いていかない社会のために、いま刑務所と共にできること」について様々なセッションが行われました。 

1.カンファレンス概要

日 時 令和4年3月17日(木)午後1時30分から同6時まで

場 所 千代田区立日比谷図書文化館

主 催 「刑務所と協働するソーシャル・イノベーション」実行委員会
 
共 催 エームサービス株式会社、株式会社大林組
 
           シップヘルスケアグループ、株式会社小学館集英社プロダクション
         
           法務省
         
協 力 株式会社インフォバーン、MASHING UP
         
協 賛 ZANFILMS
 
後 援 内閣府、総務省
 
プログラム
     ・オープニングリマークス(開会)
     ・基調講演1 「刑務所と協働する企業が描く、循環型社会と再犯防止の未来」
              アラスデア・ジャクソン氏(Recycling Lives Ltd.)※ビデオ登壇
        ・基調講演2 「地方創生と誰も置いていかない社会の実現に向けて」
              大野    憲司氏(ヤフー株式会社)
              歌代      正氏(株式会社大林組)
              山﨑晴太郎氏(株式会社セイタロウデザイン)
         ・「再犯防止と受刑者の社会包摂」
                 三宅    晶子氏(株式会社ヒューマン・コメディ)
                 工藤        啓氏(認定NPO法人 育て上げネット)
         ・「刑務所におけるサーキュラーエコノミーの可能性」
                 安居    昭博氏(Circular Initiatives & Partners)
                 鴨志田    純氏(鴨志田農園)
         ・「ソーシャル・イノベーションとお金の新しい流れ」
                 田淵    良敬氏(株式会社ゼブラ・アンド・カンパニー)※中継
         ・ <刑務所×ビジネスアイデア>ワークショップ
         ・PFI刑務所 事例紹介
         ・ワークショップ アイデア講評
         ・クロージングリマークス(閉会)
 

2.実施結果

○ 「循環型社会」の実現に取り組む国内外の実践家による講演や、刑務所との協働に ついて、ビジネスアイデアを可視化する異業種混合のワークショップを通して、社 会・地域・企業による人的資源の社会包摂を含めた「循環型社会」の実現につなが る刑務所との協働の新たな可能性を模索しました。
 
○ 民間企業27社、自治体やNPO法人、大学などを含む14団体からの合計74 名が参加しました。
                                 
○ ビジネスアイデアを可視化する異業種混合のワークショップには、25名が参加 し、刑務所が民間企業と協力してどんな在り方ができるか様々な立場から活発な議 論が行われました。
 

この記事に関する問い合わせ先

法務省矯正局成人矯正課 官民協働企画係
電話 03-3580-4111 (2599)
      03-3592-7928 (直通)