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少年院で働く職員

採用15年目 30代男性

心理技官として働くことの面白みを教えてください。
採用後、少年鑑別所、少年院、刑務所で勤務しました。それぞれの職場で対象者の年齢、性別、犯罪性は大きく異なっているので、こちらが求められる役割は、非行や犯罪の分析から、それをもとにした処遇や治療まで幅広くありました。犯罪心理学や臨床心理学の知識をもとに対象者と関わる中で、変化・成長していく様子を見ることができる点が一番のやりがいであり、面白みです。
少年院での心理技官のやりがいは?
人それぞれとは思いますが、色々な職場の中で、私は少年院での勤務に一番面白みを感じています。少年院で勤務する心理技官は、基本的に1施設1人なので、私がこれまで学んできた心理学とは異なる視点で、効果的な処遇を展開している専門家たちから学ぶところが多く、専門性の幅を広げることができます。また、他の職場に比べ、心理療法や生活指導等を通じて、少年とより長く深く関わり、成長を見守ることができることも、少年院勤務のやりがいの一つです。
仕事の大変なところはありますか?
勤務先にもよりますが、少年院や少年鑑別所では、交替制勤務に当たることも多いため、常に体調を整えておく必要があるところです。
心理技官にとって大切なことって何ですか?
コミュニケーション能力に尽きると思います。近年、心理技官の職域は拡大しており、法務教官や刑務官、福祉職、医師といったバックボーンの異なる専門家と協働することが多くなりました。効果的な処遇や治療を展開するには、被収容者との関係と同じくらい、そういった専門家とのカンファレンスやコンサルテーションが重要になっています。相手の考え方や大事にしていることを知り、自分の専門性も理解してもらうには、コミュニケーションが不可欠です。

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