ほとんどの刑務所では、外塀の外に『庁舎』が置かれ、庁舎では所長のほか、刑務所の運営のための事務仕事を行う総務部の職員が勤務しています。庁舎から外塀の中の区域に入ると、受刑者の生活全般に関わる処遇部の職員が勤務する『処遇管理棟』や医務課のある『医務棟』があり、各事務室のほか、面接室、教室等があります。また、受刑者が生活する居室のある『居室棟』、受刑者が刑務作業に取り組む『工場棟』のほか、行事を行う『講堂』、『運動場』や『入浴場』等の設備があり、一部の刑務所には『未決棟』として未決拘禁者を収容する区域（拘置区）があります。

刑務官の仕事は多岐にわたり、刑務官は、部署ごとに様々な仕事に従事しています。

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