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少年院で働く職員

採用8年目 30代女性

法務教官になったきっかけを教えて下さい。
私は、大学で教育学を学び、教員を志望していましたが、教育実習を経て学校が居場所ではない子どもたちの生き方を考えるようになりました。縁があって少年鑑別所の施設見学に行った際に、女性の法務教官から「少年院は子どもの育て直しに関わる仕事だ」と聞き、興味を持ち法務教官の試験を受験しました。
刑務所で勤務する法務教官について教えて下さい。
刑務所で勤務する法務教官は、教育専門官と呼ばれ、主に受刑者に犯罪の責任を自覚させ、社会生活に適応する力を身に付けさせることが仕事です。受刑者の中には、真剣に話を聞こうとしなかったり拒否的な態度をとったりする人もいるので大変さを感じることもあります。しかし、刑務所は保安、福祉、就労、心理等の専門性を持った職員が多く、情報交換をしながら受刑者の人生を支援できることはやりがいがあります。
法務教官になって嬉しかったことを教えて下さい。
刑務所で受刑者に対して個別指導をする中で、「もっと早いうちに社会で出会えていたら良かった」と言われたことです。実際に社会で会うことはできませんが、本人が「変わりたい」と思うきっかけになったり、「頑張りたい」と感じるタイミングに立ち会えたことに嬉しさを感じました。

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