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少年院で働く職員

採用17年目 40代男性

法務教官のやりがいを教えてください。
私の経験上、集団寮担当という直接少年の指導に関わる部署で勤務していたときは、少年の人生の一時期に携われるということで、大変やりがいもありましたし、責任の重さも感じていました。また、少年にとって、少しでも良い影響を与えられることができればと思い勤務していました。
仕事の大変なところはどういったところですか?
公安職ならではの厳しさや大変さは多く、厳しく注意や指導を行うことがあったり、生身の人間と24時間365日生活丸抱えで関わらなければならないので、必要があれば休みの日にも出てきて面接することもあったりしますが、仕事の醍醐味ややりがい、面白さ、魅力と表裏一体であると思います。
私が勤務する少年院(支援教育課程)の少年指導の特徴としては、①特別支援学級の子が集団生活しているイメージで、全体を見ながら個々にも注意して目を向けなければならないので相当神経は遣います。②中には、排泄のコントロールができない少年もおり、生活面のサポートを行う必要があります。
法務教官として大切なことや必要な経験はどんなことですか?
法務教官として大切なことは、忍耐力と我慢強さに尽きると思います。少年指導については、思い通りにならないことの方が多いので。あとは、自分の発言の一貫性がないと信頼されません。態度と言動を一致させ、率先垂範することで、少年から徐々に信用や信頼を得られます。いつも少年から見られているという意識を持った上で、良き大人のモデルを示すことが大切です。
私自身は、少年指導を行う上ではアルバイト経験が一番生きました。ただ、アルバイト以外にも趣味やボランティアなど、いろいろな世界のことをもっといろいろ経験しておけばよかったと今になって思います。

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