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最近の内外情勢 2020年3月

3月 2日(月)
  • 北朝鮮が,東部の江原道(カンウォンド)・元山(ウォンサン)付近から短距離弾道ミサイル2発を北東方向に発射。北朝鮮メディアは,翌3日,「金正恩同志が朝鮮人民軍前線長距離砲兵区分隊の火力打撃訓練を指導した」と報道。
  • 米国司法省が,北朝鮮関与のハッキンググループ「Lazarus」によって窃取された暗号資産を資金洗浄したなどとして,中国人2人を起訴したと発表。米国財務省も同日,この2人を制裁対象に指定したと発表。
3月3日(火)
  • 北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が談話を発表し,韓国大統領府が北朝鮮による2日の「火力戦闘訓練」に対して強い懸念を示したことなどを「分不相応でふざけた行動」と非難。
3月4日(水)
  • 北朝鮮の金正恩党委員長が,文在寅大統領に親書を送付。文大統領に対する「変わらない友情と信頼」を表明(5日,韓国政府発表)。
3月9日(月)
  • 北朝鮮が,東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)・宣徳(ソンドク)付近から短距離弾道ミサイル複数発を北東方向に発射。北朝鮮メディアは,翌10日,「金正恩同志が朝鮮人民軍前線長距離砲兵区分隊の火力打撃訓練を再び指導した」と報道。
3月10日(火)
  • 最高裁判所が観察処分期間更新決定(5回目)取消訴訟において,「ひかりの輪」(上祐派)の上告を棄却する旨の判決を言渡し(東京)。
  • 米海軍のミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が西沙諸島付近で「航行の自由」作戦を実施。中国人民解放軍南部戦区報道官は翌11日,「中国側は米艦に対して確認・識別を行うとともに,立ち去るよう警告した」と発表した上で,「米国は『航行の自由』という看板を掲げ,再三再四にわたり南シナ海で力を誇示し,問題を引き起こしている。米国は南シナ海の平和と安定を脅かす混乱の原因である」などと非難。
3月17日(火)
  • ロシアのプーチン大統領は政府閣僚との定例会議で,日露の合弁企業による新たな新型コロナウイルスの検査キット生産事業に政府系投資基金「ロシア直接投資基金」が融資を行うことに言及。
3月18日(水)
  • 中国海軍艦艇4隻が,宮古島海域を東進した後,沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し,東シナ海へ向けて航行。24日には,中国海軍艦艇1隻が,対馬海域を北上し,一時的に日本海に進出したが,25日に対馬海峡を南下し,東シナ海へ向けて航行。
3月19日(木)
  • ロシア国防省は同日付けで,「クリル諸島」(北方領土及び千島列島)の島の一つで,東部軍管区のヘリコプター捜索・強襲グループによる訓練が実施された旨発表。
3月21日(土)
  • 北朝鮮が,北西部の平安北道(ピョンアンプクド)・宣川(ソンチョン)付近から短距離弾道ミサイル複数発を東方向に発射。北朝鮮メディアは,翌22日,「金正恩同志が戦術誘導兵器の示範(デモンストレーション)射撃を見た」と報道。
3月22日(日)
  • 金与正党第1副部長が談話を発表し,トランプ大統領が金正恩党委員長に宛てた親書で,「朝米両国関係を後押しするための自身の構想」や「ウイルス防疫部門で協力する意向」を伝えてきたとし,これを「高く評価」すると表明。また,米朝関係について,「両国間に公正性が保障されてこそ(米朝)対話についても考えることができよう」と主張。
3月23日(月)
  • 中国軍機1機が、東シナ海上空を飛行。25日には,中国軍機1機が,東シナ海から日本海に向けて往復飛行。
3月29日(日)
  • 北朝鮮が,東部の江原道・元山付近から短距離弾道ミサイル2発を北東方向に発射。北朝鮮メディアは,翌30日,「国防科学院が3月29日,朝鮮人民軍各部隊に引き渡される超大型放射砲の戦術技術的特性を今一度立証する目的で試験射撃を行った」と報道。

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