令和４年１２月１９日（月）に公表した「内外情勢の回顧と展望」（令和５年版）をアップロードいたしました。

　本書では、冒頭に特集１として、「ロシアによるウクライナ侵略をめぐって揺れ動いた世界」と題し、今次ウクライナ侵略の経過を振り返るとともに、現時点における我が国や国際社会へ及ぼす影響について記述しています。続く特集２では、「経済安全保障関連」と題し、重要技術・製品等の確保をめぐって対立が続く米中関係や、経済安全保障に関する公安調査庁の取組について述べたほか、特集３では、「サイバー空間の広がりに伴う脅威の拡散」と題し、サイバー空間における様々な脅威などについて記述しています。

　このほか、国外情勢として、北朝鮮などの周辺国の諸情勢や、国際テロ、大量破壊兵器関連物資等をめぐる動向などを、また、国内情勢として、オウム真理教をはじめとする我が国の公共の安全に影響を及ぼすおそれのある国内団体・勢力の諸動向などについても記述しています。

　是非御一読いただき、御参考としていただくとともに、公安調査庁の業務についてより一層の御理解をいただければ幸いです。

　なお、英語翻訳版につきましては、令和５年３月下旬に公表を予定しております。