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立入検査実施結果について

2006年7月25日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり130回目の立入検査を実施した。

1 場所

小諸施設(長野県小諸市大字加増所在)
松本施設(長野県松本市双葉所在)

2 日時

小諸施設
7月25日午前7時50分から午後2時30分までの間
松本施設
7月25日午前8時14分から午後2時15分までの間

3 動員した公安調査官数

小諸施設
16人(施設内に立ち入った調査官11人)
松本施設
7人(施設内に立ち入った調査官6人)

4 今回を含め,これまで立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ216か所(実数106か所)

5 検査結果

小諸施設は,教団内で「小諸道場」と呼称され,上祐派の施設として長野,新潟,山梨,群馬の各県を管轄し,出家信徒数人が常駐または非常勤で修行しながら,在家信徒の指導・教化を行う場として使用されていることが確認された。
松本施設は,反上祐派の施設として長野,新潟,群馬の各県を管轄し,出家信徒数人が居住して修行しながら在家信徒の指導・教化を行う場として使用されていることや,関連事業の事務所も兼ねていることが確認された。
また,両施設内には麻原の唱えるマントラが流されており,教団特有の祭壇が備え付けられた修行場が設置されていたほか,麻原の額入り写真や「三大教典」を始めとする教団刊行物及び同人の説法が収録されたビデオテープ,CD等が多数保管されており,反上祐派の松本施設はもとより麻原の影響を排除すると主張する上祐派の小諸施設にあっても施設内信徒が依然として麻原に帰依し,同人の教えに従って修行している実態が確認された。

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