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立入検査実施結果について

2007年7月13日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査実施結果について

公安調査庁は,オウム真理教施設に対し,次のとおり146回目の立入検査を実施した。

1. 場 所

(1) 福岡施設及び付帯施設(福岡県福岡市南区大池所在)
(2) 福岡東施設(福岡県福岡市東区香住ヶ丘所在)

2. 日 時

(1) 福岡施設
  7月13日午前7時48分から午後4時17分までの間
(2) 福岡東施設
  7月13日午前7時44分から午後5時52分までの間

3. 動員した公安調査官数

計25人。このうち施設内に立ち入った調査官は18人

4. 今回を含めて立入検査を実施した施設数

19都道府県下・延べ280か所(実数111か所)

5. 検査結果

福岡施設は,教団主流派(反上祐派)の福岡地区(九州7県及び山口県)の支部及び修行場として,付帯施設は,荷物置き場として,それぞれ使用されていることが改めて確認された。施設内には,教団特有の祭壇を備えた修行場が設けられ,麻原彰晃こと松本智津夫の唱えるマントラ(呪文)が流されていたほか,麻原に関する物件が確認された。
他方,福岡東施設は,上祐派が「ひかりの輪」を設立した後,新たに確保したもので,福岡地区(九州7県及び山口県)を担当する上祐派の役員が,同所を拠点として,同区域内の会員(在家信徒)の指導に当たっていることが判明した。なお,同役員のパソコン内には,主流派の在家信徒の氏名,住所が記載された名簿が保存されているなど,上祐派が主流派の在家信徒を取り込むなどして,福岡地区で組織拡大を図ろうとしていることも確認された。

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