フロントページ > 報道・広報 > 平成20年分 > 立入検査の実施結果について

立入検査の実施結果について

2008年10月31日 更新
公 安 調 査 庁

立入検査の実施結果について

 公安調査庁は,10月30日から翌31日にかけて,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。

1 検査場所・時間

(1) 南烏山施設(東京都世田谷区南烏山所在)
   10月30日午前 8時10分から翌10月31日午前零時19分までの間
(2) 鎌ヶ谷施設(千葉県鎌ヶ谷市南鎌ヶ谷所在)
   10月30日午前 8時 7分から翌10月31日午後 6時24分までの間
   (10月31日午前零時34分から午前10時35分までの間は検査を中断)

2 公安調査官の動員数

延べ70人。このうち施設内に立ち入った調査官は延べ62人。
 ※ 内訳:南烏山施設 50人。施設内に立ち入った調査官44人。
     :鎌ヶ谷施設 延べ20人。施設内に立ち入った調査官延べ18人。

3 本年における立入検査の実施状況

今回の検査で17回目となり,13都道府県下延べ26か所に対して実施。
※ 立入検査の通算回数は今回で171回目となり,対象施設数は19都道府県下延べ319か所(実数123か所)。

4 検査結果

南烏山施設は,2棟のマンションからなり,教団上祐派が5階建てマンションの約3分の1の室数を,教団主流派が3階建てマンションの全室をそれぞれが独立して使用し,上祐派には,代表秘書室を始め,経理,法務,道場企画運営等の部署を擁する本部が置かれ,他方,主流派には,広報,電子通信(ネット通信の管理等)等の部署が置かれ,両派とも財施ワークに従事(就労)する多数の出家信徒が居住するなど,依然として,教団の一大拠点であることが確認された。
 また,鎌ヶ谷施設は,教団上祐派で「ひかりの輪船橋支部」と呼称され,千葉県における活動拠点として,主に同県の在家信徒を指導・教化するとともに,これら在家信徒を対象に上祐史浩の説法CD,法具等の物品販売やヨーガ指導等を行い,事業収益を上げていることが改めて確認された。

このページの先頭へ