公安調査庁は,2月6日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
立入検査の実施結果について
2009年2月6日 更新
公 安 調 査 庁
公安調査庁は,2月6日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
1 検査場所・時間
吉川施設(埼玉県吉川市大字木売新田所在)
午前8時00分から午後4時15分までの間
午前8時00分から午後4時15分までの間
2 公安調査官の動員数
8人。このうち施設内に立ち入った調査官は7人。
3 本年における立入検査の実施状況
前回の1月20日に実施した徳島施設(徳島市)に続き,今回が2回目。
※ 立入検査の通算回数は,今回で176回目となり,対象施設数は19都道府 県下の延べ328か所(実数124か所)。
※ 立入検査の通算回数は,今回で176回目となり,対象施設数は19都道府 県下の延べ328か所(実数124か所)。
4 検査結果
本施設は,教団主流派の収益事業体の1つで,出家信徒数人によって運営されている合同会社が所有しているものであり,昨年8月に「メディア班」に所属する出家信徒グループが退去後,正悟師の地位にある幹部信徒が修行場兼住居として使用していることが確認された。
施設内では,麻原彰晃の唱えるマントラを電気信号によって再現するとされる装置(アストラル・テレポーター)を用いて飲料水を修法(浄化)していたほか,同人の説法が収録されたCD,DVD等の麻原関連物件が多数保管されていた。
施設内では,麻原彰晃の唱えるマントラを電気信号によって再現するとされる装置(アストラル・テレポーター)を用いて飲料水を修法(浄化)していたほか,同人の説法が収録されたCD,DVD等の麻原関連物件が多数保管されていた。