公安調査庁は,9月18日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
立入検査の実施結果について
2009年9月18日 更新
公 安 調 査 庁
公安調査庁は,9月18日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
1 検査場所・時間
八潮大瀬施設(埼玉県八潮市大字大瀬所在)
午後1時57分から午後7時40分までの間
午後1時57分から午後7時40分までの間
2 公安調査官の動員数
36人。このうち施設内に立ち入った調査官は31人。
3 本年における立入検査の実施状況
今回の検査で14回目となり,12都道府県下延べ27か所に対して実施。
※ 立入検査の通算回数は今回で188回目となり,対象施設数は19都道府県下延べ353か所(実数124か所)。
※ 立入検査の通算回数は今回で188回目となり,対象施設数は19都道府県下延べ353か所(実数124か所)。
4 検査結果
本施設は,教団内で「光音天」(こうおんてん)と呼ばれる教団最大の修行施設であり,教団主流派に所属する全国の出家信徒が交代で修行に訪れているほか,5月連休や夏期等に開催される「集中セミナー」では主会場として,在家信徒の指導・教化に使用されていることが改めて確認された。
また,3階建ての本施設の各階には祭壇を備えた修行道場が設置され,これら道場には麻原彰晃こと松本智津夫の肖像写真が掲示されていたほか,信徒の居室等では麻原のマントラが流され,同人の著書や説法CD等が多数保管されていた。
また,3階建ての本施設の各階には祭壇を備えた修行道場が設置され,これら道場には麻原彰晃こと松本智津夫の肖像写真が掲示されていたほか,信徒の居室等では麻原のマントラが流され,同人の著書や説法CD等が多数保管されていた。