公安調査庁は,7月22日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
立入検査の実施結果について
2010年7月22日 更新
公 安 調 査 庁
公安調査庁は,7月22日,オウム真理教施設に対し,次のとおり立入検査を実施した。
1 検査場所・時間
(1)千葉一宮施設(千葉県長生郡一宮町東浪見)
午前8時50分から午後5時00分までの間
(2)大阪施設(大阪府大阪市中央区上町)
午前8時50分から午後4時47分までの間
午前8時50分から午後5時00分までの間
(2)大阪施設(大阪府大阪市中央区上町)
午前8時50分から午後4時47分までの間
2 公安調査官の動員数
37人。このうち施設内に立ち入った調査官は30人。
3 本年における立入検査の実施状況
今回の検査で11回目となり,9都府県下延べ16か所に対して実施。
※ 立入検査の通算回数は今回で206回目となり,対象施設数は19都道 府県下延べ377か所(実数127か所)。
※ 立入検査の通算回数は今回で206回目となり,対象施設数は19都道 府県下延べ377か所(実数127か所)。
4 検査結果
千葉一宮施設は,教団上祐派が新たに確保した施設であり,同派の音楽製作を担当する出家信徒ら数人が,施設内に併設された修行用道場において修行を行いながら,集団居住を行っていることが確認された。
他方,大阪施設は教団上祐派において,「ひかりの輪大阪支部」と呼称され,上祐史浩が定期的に同施設を訪れて説法会を開催するなど,近畿及び中国地方の在家信徒を指導・教化するための活動拠点として使用されていることが改めて確認された。また,東京都世田谷区・南烏山施設に本部を置く収益事業の事業所として使用されていることも確認された。
他方,大阪施設は教団上祐派において,「ひかりの輪大阪支部」と呼称され,上祐史浩が定期的に同施設を訪れて説法会を開催するなど,近畿及び中国地方の在家信徒を指導・教化するための活動拠点として使用されていることが改めて確認された。また,東京都世田谷区・南烏山施設に本部を置く収益事業の事業所として使用されていることも確認された。