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最近の内外情勢 2012年5月

5月2日(水)
  • オウム真理教主流派が,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(~6日・埼玉など)。
  • オウム真理教上祐派が,「ゴールデンウィーク集中セミナー」を開催(~6日・東京,~3日・福岡,5日・千葉)。
  • ロシアのラブロフ外相が,我が国民主党の前原誠司政調会長と会談(モスクワ)。互恵的な貿易・経済関係の拡大を含む日ロ関係の問題や国際情勢に関して意見を交換。ラブロフ外相は,北方四島での共同経済活動に関して「両国の法的立場を害さない前提で結実することを望む」旨発言。
5月3日(木)
  • 右翼団体が,憲法記念日にちなみ,「自主憲法制定」を訴える街宣活動を実施(東京,愛知,福岡など)。
5月8日(火)
  • 北朝鮮が,国土管理総動員運動熱誠者大会を開催(平壌・人民文化宮殿)。同大会では,金己男党書記が,金正恩第1書記の談話「社会主義強盛国家建設の要求に合致するように国土管理事業で革命的転換をもたらすことについて」(4月27日付け)を伝達。
5月10日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・名古屋施設に立入検査を実施(愛知)。
名古屋施設立入検査状況(5月10日)
名古屋施設立入検査状況(5月10日)
  • シリアの首都ダマスカスにおいて,治安機関施設に対する自動車爆弾による自爆テロが発生し,少なくとも55人が死亡,372人が負傷。「ヌスラ戦線」と名のる組織が犯行を自認。
5月11日(金)
  • 北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長が,シンガポール(~13日)及びインドネシア(13~16日)を訪問。金委員長は,11日にシンガポールのトニー・タン大統領及びマイケル・パーマー国会議長と,15日にインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領とそれぞれ会談。
  • ロシアのプーチン大統領が,野田佳彦総理と電話会談。早期の首脳会談を行う方針で一致したほか,北方領土問題に関して「静かな環境で話し合いたい」との意見で一致。
5月12日(土)
  • オウム真理教上祐派が,「上祐代表説法会」を開催(~13・長野)。
  • 過激派などが,沖縄本土復帰記念日(昭和47年5月15日)にちなんだ集会やデモ行進を実施(~15日,沖縄)。
5月13日(日)
  • 野田佳彦総理が,日中韓首脳会談出席のため訪中し(~14日,北京),中国の温家宝総理と個別会談。温総理が尖閣諸島やウイグル問題について中国の原則的立場を述べ,「中国側の核心的利益と重大な関心事項の尊重」を表明。
5月14日(月)
  • 中国外交部報道官が,「世界ウイグル会議第4回代表大会」開催(~17日・東京)と同会議関係者の靖国神社参拝(14日)について「強烈な不満」を表明。「世界ウイグル会議は日本の右翼と結託し,祖国分裂と中日関係の破壊を狙っている」と批判。
  • 韓国の李明博大統領が,ミャンマーを訪問してテイン・セイン大統領と会談。報道によると,セイン大統領が,「核問題に関しては北朝鮮と協力した事実はない」旨明言した上で,過去20年間における北朝鮮との武器取引を認め,北朝鮮との武器取引などを禁じた国連決議1847を遵守する旨表明。
5月15日(火)
  • 日中両国の海洋関連機関による「日中高級事務レベル海洋協議第1回会議」が開催(~16日,中国・杭州)。両国間の協力や交流について意見交換する中で,中国側が「釣魚島(尖閣諸島)問題についての立場」を主張。
5月16日(水)
  • 国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会が,制裁違反事例を調査する専門家パネルの報告書において,中国・大連の企業が偽装工作や大連港での工作を行い,北朝鮮の不正貿易に大きな役割を示していると指摘。
5月18日(金)
  • 主要8か国(G8)首脳会議が開催(~19日,米国・キャンプデービッド)。首脳宣言では,北朝鮮の更なる挑発行為に対して「国連安全保障理事会に行動を求める意思がある」旨発表し,G8が団結して国連安保理での対応を取る決意を表明。
  • 米国の国防総省が,「中国に関する軍事・安全保障年次報告書2012」を発表。中国が引き続き軍事力を増強していることに警戒感を示したほか,同国が戦略的な情報収集の手段としてサイバー・ネットワ-クを活用しているなどと分析。
5月19日(土)
  • 朝鮮総聯が,中央委員会第22期第3回会議拡大会議を開催(東京・朝鮮中央会館)。許宗萬責任副議長を新議長に選出。
5月20日(日)
  • 米国のデイヴィーズ北朝鮮担当特別代表が,韓国,中国及び日本を歴訪(~25日)。デイヴィーズ特別代表は21日に日米韓局長級協議(韓国・ソウル)に出席し,日米韓が連携して北朝鮮に核実験の自制を要求するほか,中国の役割が重要との認識で一致。
5月21日(月)
  • イエメンの首都サヌアのアル・サビーン広場において,軍事パレードのリハーサル中に自爆テロが発生し,120人以上が死亡,約350人が負傷。「アラビア半島のアルカイダ」が犯行を自認。
5月22日(火)
  • 北朝鮮の外務省報道官が,朝鮮中央通信社記者の質問に回答する形で,G8首脳宣言(19日発表)を非難。同回答では,G8首脳宣言が北朝鮮に全ての核・弾道ミサイル計画の放棄を要求したことなどに対し「敵視政策が続く限り,核抑止力は拡大・強化される」,「米国が制裁圧迫にしがみつくなら,自衛的見地から対応措置を講ぜざるを得なくなる」などと主張。このほか,「我が方はもともと核実験のような軍事的措置を想定していなかった」などと言及。
5月24日(木)
  • 公安調査庁が,オウム真理教・京都施設に立入検査を実施(京都)。
5月31日(木)
  • 警視庁公安部が,外交官の身分を隠して外国人登録証明書を不正に更新したとして,李春光駐日中国大使館経済参事処一等書記官を外国人登録法違反(虚偽申請)容疑で東京地検に書類送検。

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