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最近の内外情勢 2012年8月

8月4日(土)
  • オウム真理教上祐派が「夏季集中セミナー」を実施(4日・愛知,4~5日・大阪,11~15日・東京,25~26日・福岡)。
  • イエメン・アビヤン州ジャアル市において,親政府系部族武装勢力戦闘員の葬儀を標的とした自爆テロが発生し,55人が死亡,40人以上が負傷。6月に同市から排除された「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の犯行と推定。
8月5日(日)
  • 革マル派が,第50回国際反戦中央集会を開催(東京)。
8月9日(木)
  • 右翼団体が,「反ロデー」と称して,在日ロシア公館に対する抗議活動や「北方領土奪還」を訴える街宣活動を実施(東京,大阪,北海道など)。
8月10日(金)
  • 韓国の李明博大統領が竹島を訪問したことに対し,我が国政府が駐日韓国大使を外務省に呼び抗議。
8月13日(月)
  • 北朝鮮の張成沢国防委副委員長が,中国を訪問し(~18日),「羅先経済貿易地帯と黄金坪・威化島経済地帯共同開発及び共同管理のための朝中共同指導委員会第3回会議」(14日,北京)に出席。吉林省,遼寧省を訪問後,北京に戻り,胡錦涛国家主席らと会談(17日)。
8月15日(水)
  • 右翼団体が,「終戦の日」に当たり,靖国神社や各地の護国神社への参拝,戦没者慰霊祭への参列,「大東亜戦争の意義」を訴える街宣活動などを実施(全国各地)。
  • 「香港保釣行動委員会」(尖閣諸島の領有権を主張する香港の民間団体)に所属する活動家ら7人が,同諸島・魚釣島に不法上陸し,逮捕。中国の傅栄外交部副部長が丹羽宇一郎駐中国日本大使らを呼び,「無条件釈放」を要求。
  • 北京や上海等中国各地において,尖閣諸島をめぐる問題などに抗議する反日デモが発生(26日まで断続的に発生,19日のデモが最大規模)。
  • アーミテージ元米国務副長官らが,日米同盟に関する新たな報告書となる「第3次アーミテージ報告」を発表。同報告書において,「中国の台頭や核武装した北朝鮮の脅威等を踏まえ,日本は『重大な転機』にある」旨指摘。
8月16日(木)
  • 米シンクタンク・科学国際安全保障研究所(ISIS)が,北朝鮮におけるプルトニウム及び高濃縮ウランの保有量について,「今後,北朝鮮が,寧辺の軽水炉を兵器級プルトニウム生産のために最大限活用し,秘密の濃縮施設を兵器級ウラン製造に使用した場合,2016年末にはプルトニウムが最大で核兵器26個分,高濃縮ウランが最大で核兵器11から22個分となる可能性がある」旨の報告書を発表。
  • パキスタン・パンジャブ州カムラにおいて,武装集団がミンハス空軍基地を襲撃し,軍兵士1人が死亡。「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行を自認。
  • イラクの首都バグダッドや北部キルクークなど計15都市において,イスラム教シーア派住民や治安機関施設を標的としたとみられる爆弾テロなどが相次ぎ,少なくとも53人が死亡。
8月20日(月)
  • 北朝鮮が,米韓両国が実施した合同軍事演習(~31日,韓国各地)を「北侵戦争演習」と非難し,「我が領土に一発の砲弾でも落としたなら,即時にせん滅的反撃を加える」旨警告。
8月27日(月)
  • 丹羽宇一郎駐中国日本大使を乗せた公用車が北京市内で停車させられ,同車に立ててあった日本国旗が持ち去られる事案が発生。我が国の抗議に対し,中国外交部の羅照輝アジア司長が「事件発生は極めて遺憾であり,再発防止に全力を尽くす」旨表明。
8月29日(水)
  • 「日朝赤十字協議」(9~10日,中国・北京)を受け,我が国の小野啓一外務省北東アジア課長と北朝鮮の劉成日外務省課長らが,北朝鮮残留日本人の遺骨問題など日朝間の諸問題について協議(~31日,中国・北京)。

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