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麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7名の刑の執行に伴う公安調査庁の対応について

2018年7月6日 更新

 オウム真理教につきまして,本日,麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7名の刑の執行を受け,公安調査庁次長を本部長とする「麻原死刑囚の刑の執行に伴う特別調査本部」を立ち上げ,教団に対する調査・監視態勢を強化しました。
 そして,公安調査庁においては,死刑執行を受けて,麻原及び同人の説く教義を盲信する信徒らの動揺や危険な行動等を警戒する必要性が高まったこと,地域住民の教団に対する恐怖感や不安感が増大したことを踏まえ,死刑執行後の団体の活動状況を明らかにするため,本日,団体規制法に基づき,警視庁及び各道府県警察の支援・協力を得て,13都道府県のオウム真理教施設24か所に対し,立入検査を実施し,危険性をうかがわせる兆候の有無を確認するとともに,主要な信徒の動静把握等を行っています。
 現在までのところ,信徒の間に動揺が拡がっていたり,危険な兆候を示す言動などは認められません。
 公安調査庁としては,引き続き,観察処分を適正かつ厳格に実施し,不穏動向の早期把握に一層努め,公共の安全の確保に万全を期すとともに,関係地方公共団体や施設周辺住民の方々とも連携し,国民の恐怖感・不安感の軽減に努めてまいります。

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