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法教育研究会第3回会議議事概要

1  日時

平成15年10月29日(水)午後2時から午後4時22分

2  場所

最高検察庁大会議室(20階)

3  出席者

(委員,敬称略・50音順)
江口勇治,大杉昭英,沖野眞巳,荻原弘子,唐津恵一,絹川泰毅,鈴木啓文,高橋文郎,館 潤二,土井真一,永野 薫,西山卓爾,橋本康弘,山根香織
(説明者,敬称略・委員及び事務局の説明者を除く)
清永賢二(日本女子大学教授)
吉冨芳正(文部科学省初等中等教育局教育課程課学校教育官)
(事務局:法務省大臣官房司法法制部)
大塲亮太郎参事官,丸山嘉代部付

4  議題

(1)  法教育におけるいじめ・非行等の取扱いについて
(2)  裁判所における法教育への取組みについて
(3)  法務省・検察庁における法教育への取組みについて
(4)  現在学校教育で行われている法教育について

5  配布資料

(1)  レジュメ(清永教授作成 略)
(2)  裁判所による司法教育の取組み(最高裁判所作成)
資料1  裁判所ナビ,法廷ガイド(パンフレットにつき略)
資料2  東京地方裁判所のホームページ(お知らせコーナー)
ア  講師派遣
イ  模擬裁判
ウ  法廷傍聴・裁判所見学
資料3  他の裁判所のホームページ(お知らせコーナー)
ア  講師派遣:甲府地家裁,山形地家裁,秋田地家裁,札幌地裁
イ  模擬裁判:長野地裁,盛岡地家裁,旭川地家裁
ウ  法廷傍聴・裁判所見学:宇都宮地家裁,静岡地裁,名古屋地裁
資料4  模擬裁判シナリオ【PDF】
(3)  法務省における法教育への取組み(法務省作成)
資料ア  東京地方検察庁パンフレット(パンフレットにつき略)
資料イ  中学生サポート・アクションプランの実施
資料ウ  「ともに手をとって」(抜粋)(社団法人全国保護司連盟作成 略)
資料エ  国民の祝日に関する法律(略)
資料オ  未成年者喫煙禁止法,未成年者飲酒禁止法(略)
(4)  学習指導要領における法教育の内容(文部科学省作成)【PDF】
(教科書の写しについては略)

6  議事

(1) ヒアリング
 清永教授から,いじめ・非行が発生する社会的背景,子供の規範意識の形成過程などについて説明がなされた。
 委員からは
○  いじめ・非行等を防止するための教育については,小学校高学年や中学校で実施したのでは,もはや遅いのではないか。
○  非行に走る子供は,かなり早い段階から前兆があり,そのような子供に対しては,特殊な教育が必要なのではないか。
 といった意見が出された。
※  詳しくは,近日掲載予定の議事録をご覧下さい。
(2) プレゼンテーション
ア  絹川委員から,裁判所における法教育への取組みについて,大塲参事官から,法務省・検察庁における法教育への取組みについてそれそれ説明がなされた。
 委員からは
○  裁判所は,裁判のシステムを教えるだけではなく,もう一歩踏み込んだ法の趣旨などについても教えて行くべきではないか。
 といった意見が出された。
※  詳しくは,近日掲載予定の議事録をご覧下さい。
イ  大杉委員,吉冨学校教育官から,現在学校教育で行われている法教育について説明がなされた。
 委員からは
○  そもそもルールをどのように作るのかということを教えるプロセスが欠けているのではないか。
○  教科書を見るとかなり細かい知識が羅列されているが,このような知識まで必要か。それから知識がこのように多く詰め込まれている一方,考えさせる課題については,中途半端な取扱いになっているのではないか。
 といった意見が出された。
※  詳しくは,近日掲載予定の議事録をご覧下さい。
(3) 今後の開催予定
 第4回会議 11月12日(水)午後2時開催
 なお,内容は次のとおり予定しています。
ア  諸外国における法教育の現状などについて筑波大学準研究員磯山恭子氏からのヒアリング
イ  日本における法教育の在り方等についてのフリートーキング
(以上)

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