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法教育研究会第9回会議議事概要

1  日時

平成16年3月23日(火)午後2時から午後4時05分

2  場所

法務省大会議室(地下1階)

3  出席者

(委員,敬称略・50音順)
江口勇治,大杉昭英,荻原弘子,唐津恵一,絹川泰毅,鈴木啓文,高橋文郎,館 潤二,土井真一,永野 薫,西山卓爾,橋本康弘
(説明者:敬称略)
佐藤博史(弁護士)
(事務局:法務省大臣官房司法法制部)
大塲亮太郎参事官,丸山嘉代部付

4  議題

(1) 「論点整理」に対する日本弁護士連合会作成の意見書について説明
(2) 石岡中学校における法教育授業に対する生徒の感想について報告
(3) 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案の概要説明
(4) 北欧諸国における参審員制度を前提とした国民教育について

5  配布資料

6  議事

(1)  「論点整理」に対する日本弁護士連合会作成の意見書について説明
 鈴木委員から,「論点整理」に対する日本弁護士連合会の意見の説明がなされた。
(2)  石岡中学校における法教育授業に対する生徒の感想について報告
 後藤弁護士から,法教育授業を受けた石岡中学校の生徒からアンケート形式の感想が送付されたので,その代表的なものの内容について紹介がなされた。
※  詳しくは,近日掲載予定の議事録をご覧ください。
(3)  裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案の概要説明
 事務局大塲参事官から,裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案の提出経緯及び概要説明がなされた。
(4)  北欧諸国における参審員制度を前提とした国民教育について
 佐藤弁護士から,北欧諸国を中心として,欧州の参審員制度の運用状況等の説明がなされ,これを踏まえて,質疑応答,意見交換が行われた。
 委員からは,
○  参審制・陪審制などの違いによって,法教育研究会で考えている法教育,特に小・中・高校,あるいは市民も含めて行う教育の内容に関して違いはあるのか。
○  裁判官と一緒にコミュニケーションをすることになるので,十分自分で議論し意見を言うことができる能力を育てるための教育が必要になろう。
○  法や司法に関連づけてコミュニケーション能力,判断力,合議能力,協働能力といった能力を育てていくことができないか。
○  裁判員制度の導入に当たっては,自分も社会の一員であり,市民としての役割を果たすという心構えを持っている人をたくさん創っていくということが重要なことだと思う。○  これからの学校教育の中で,裁判員として人を裁くという自分の役割が来るときがある,ということを教育として学んで心の準備をさせておく必要がある。
○  裁判員として裁判に関与するのはある意味大変なことだが,これを大人が正面から受け止めて最善を尽くそうという姿を見せることは,子供に対して非常に重要な教育だと思う。
 といった質問・意見が出された。
※  詳しくは,近日掲載予定の議事録をご覧ください。
(5)  今後の開催予定
 第10回会議 平成16年4月27日(火)午後3時開催
(以上)

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