法制審議会民法(債権関係)部会第30回会議(平成23年7月26日開催)
議題等
1 今後の審議の進め方について
議事概要
1 今後の審議の進め方について
事務当局から,中間的な論点整理に対するパブリック・コメント手続の結果について,本年11月ころ部会に報告する予定との説明があった。これを踏まえ,今回の会議から第2ステージの審議を開始した上で,パブリック・コメント手続の結果報告の際に,その時点で既に審議が行われていた論点について補充的な審議をすることとされた。
第2ステージで中間試案の取りまとめを行う目標の時期は,平成25年2月目途とされた。
部会資料28に基づき,第2ステージにおける審議の進め方について,意見交換が行われた結果,部会の審議時間内に全員で検討することが不可欠とは言えない論点などを対象として,補充的に審議を行う場として,部会の下に3つの補充分科会(仮称)を設置することが決定された(その概要は部会資料28記載のとおり)。
補充分科会(仮称)の正式名称及びメンバーの人選については,部会長に一任された。
2 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料27に基づき,民法(債権関係)の改正に関する論点について,審議がされた(具体的な検討事項は以下のとおり)。
1 法律行為に関する通則
2 意思能力
部会資料27記載の検討事項のうち,「第3 意思表示」については,第31回会議(平成23年8月30日開催予定)において審議することとされた。
議事録等
資料
部会資料27 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討(1)【PDF】
部会資料28 中間試案を目指す第2ステージの審議(1巡目)の進め方について~補充分科会(仮称)の設置の提案~【PDF】
委員等提供資料 大阪弁護士会「民法(債権法)改正の論点と実務〈下〉」(添付省略)