法制審議会民法(債権関係)部会第40回会議(平成24年1月31日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
1 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料34(第36回会議で配布)及び部会資料35(第39回会議で配布)に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は次のとおり。)。
1 危険負担
2 受領遅滞(民法第413条)
3 債務不履行に関連する新規規定
4 債権者代位権
審議事項のうち,以下の論点が分科会で補充的に審議されることとなった。
・ 「民法第536条第2項の取扱い」(部会資料34第4,2)
・ 「民法第534条(危険負担の債権者主義)の規定の要否等」(部会資料34第4,3)
・ 「受領遅滞」のうち「効果の具体化・明確化」(部会資料34第5,1)
・ 「第三者の行為によって債務不履行が生じた場合における債務者の責任」(部会資料34第6,2)
・ 「代償請求権」(部会資料34第6,3)
・ 「本来型の債権者代位権の無資力要件」のうち「強制執行の前提としての登記申請権の代位行使の場合の例外」(部会資料35第1,2(1)イ)
部会資料35記載の検討事項のうち「債権者代位権」の「債権者代位権の基本的効果」(第1,3)以降記載の検討事項及び部会資料35記載の検討事項については,後日審議することとされた。
2 報告事項
第1分科会第2回会議の開催について,以下のとおり報告された。
分科会で審議することとされた以下の論点について,部会長から,第1分科会と第2分科会の担当とすることと,その具体的な割当てが報告された。
(第1分科会)
・ 「民法第536条第2項の取扱い」(部会資料34第4,2)
・ 「民法第534条(危険負担の債権者主義)の規定の要否等」(部会資料34第4,3)
・ 「受領遅滞」のうち「効果の具体化・明確化」(部会資料34第5,1)
・ 「第三者の行為によって債務不履行が生じた場合における債務者の責任」(部会資料34第6,2)
・ 「代償請求権」(部会資料34第6,3)
(第2分科会)
・ 「民法第414条(履行の強制)の取扱い」(部会資料32第1,2)
・ 「本来型の債権者代位権の無資力要件」のうち「強制執行の前提としての登記申請権の代位行使の場合の例外」(部会資料35第1,2(1)イ)