法制審議会民法(債権関係)部会第45回会議(平成24年4月17日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
1 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料37(第42回会議で配布)に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は次のとおり。)。
債権譲渡
審議事項のうち,以下の論点が分科会で補充的に審議されることとなった。
・ 譲渡禁止特約に違反する譲渡の効力(部会資料37第1,1(3)ア)
・ 相対的効力案を採用する場合の譲渡禁止特約の効力の制限」(部会資料37第1,1(3)イ)
・ 債務者の行為準則の整備(部会資料37第1,2(3))
・ 債権譲渡と相殺の抗弁(部会資料37第1,3(2))
・ 譲渡人の地位の変動に伴う将来債権譲渡の効力の限界(部会資料37第1,4(3))
部会資料37記載の検討事項のうち「証券的債権に関する規定」(第2,1)以降記載の検討事項及び部会資料38記載の検討事項については,後日審議することとされた。
2 報告事項
第1分科会第3回会議の開催について,以下のとおり報告された。
部会長から,本日の会議において分科会で審議することとされた論点について,第3分科会の担当とすることが報告された。
議事録等
資料
委員等提供資料 法務省民事局「債権譲渡登記制度のご案内」【PDF】
日本司法書士会連合会「実務の視点からの債権譲渡における第三者対抗要件に関する留意点の提示」(添付省略)
会議用資料 法制審議会民法(債権関係)部会委員等名簿【PDF】