法制審議会民法(債権関係)部会第47回会議(平成24年5月22日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
1 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料39(第46回会議で配布)に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は次のとおり。)。
・ 弁済
・ 相殺
審議事項のうち,以下の論点が分科会で補充的に審議されることとなった。
・ 「弁済の充当(民法第488条から第491条まで)」(部会資料39第1,7)
・ 「弁済者が代位する場合の原債権の帰すう」(部会資料39第1,10(2))
・ 「法定代位者相互間の関係に関する規定の明確化」(部会資料39第1,10(3))
・ 「一部弁済による代位の要件・効果」(部会資料39第1,10(4))
・ 「債権者の義務」(部会資料39第1,10(5))
・ 「相殺の要件の明確化」(部会資料39第2,1(1))
・ 「第三者による相殺」(部会資料39第2,1(2))
・ 「時効消滅した債権を自働債権とする相殺」(部会資料39第2,3)
・ 「相殺予約の効力」(部会資料39第2,5(2))
2 報告事項
第2分科会第3回会議の開催について,以下のとおり報告された。
部会長から,本日の会議において分科会で審議することとされた論点及び第46回会議において分科会で審議することとされた論点のうち部会資料39に記載されたものについて,第1分科会の担当とすることが報告された。