法制審議会民法(債権関係)部会第53回会議(平成24年7月31日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
1 民法(債権関係)の改正に関する論点の検討
部会資料43(第52回会議で配布)及び部会資料44に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は次のとおり。)。
・ 売買-売買の効力(売主の責任)
・ 売買-売買の効力(前記第2以外)
・ 売買-買戻し,特殊の売買
・ 贈与
・ 消費貸借
審議事項のうち,以下の論点が分科会で補充的に審議されることとなった。
・ 「危険の移転時期と危険移転の効果の明文化等」(部会資料43第3,4(2))
・ 「適用範囲の明確化等」(部会資料44第1,2)
・ 「背信行為等を理由とする撤回(解除)」(部会資料44第1,7(2))
・ 「解除による受贈者の原状回復義務の特則」の第2パラグラフ(部会資料44第1,7(3))
・ 「無償契約への準用」(部会資料44第1,7(4))
部会資料44記載の論点のうち,「目的物引渡し前の法律関係」(第2,1(3))以降記載の論点については,後日審議することとされた。
2 報告事項
第1分科会第5回会議の開催について,以下のとおり報告された。
部会長から,本日の会議において分科会で審議することとされた論点のうち,部会資料43に掲載されたものについて第1分科会の担当とすること,部会資料44に掲載されたものについて第2分科会の担当とすることが報告された。