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これまでの技術協力

施設課における,これまでの諸外国に対する技術協力について,説明します。

タイ王国

 施設課では,タイ王国に対し,平成3年からODA の一環として,国際協力事業団(現国際協力機構,JICA) を通じた技術協力を行ってきました。
 施設課では,タイ王国シリントン少年院の基本設計を実施したほか,施設課の職員を現地に派遣して建築の技術指導を行い,矯正局による矯正教育分野の専門家派遣による運営面での技術支援と併せて,シリントン少年院の設立に大きく貢献しました。
 また,JICAの活動を通じて,平成8年から11 年間にわたり,タイ王国から研修生を招き,矯正施設の建築・運営両面にわたる技術指導を行いました。
 我が国の支援により完成したシリントン少年院は,平成8年の運営開始以来,少年の社会復帰教育に活用されるとともに,タイ王国全域にわたる少年矯正施設のモデル施設として機能するなど,同国における少年矯正制度の発展と向上に役立っています。

  • シリントン少年院(上空)

  • シリントン少年院

フィリピン共和国

 施設課では,フィリピン共和国に対し,平成12年からODAの一環として,JICAを通じた技術協力を行ってきました。
 施設課では,職員を現地に派遣して,日本の無償資金協力で整備されたモンテンルパ少年訓練センターの建設計画について技術指導を行い,矯正局からの派遣専門家による運営面での技術支援と併せて,その設立に大きく貢献しました。
 また,JICAの活動を通じて,平成14年及び平成17年に,フィリピン共和国から研修員を招き,矯正局と共に矯正施設の建築・運営両面にわたる技術指導を行いました。
 我が国の支援により平成15年に完成したモンテンルパ少年訓練センターでは,適切な処遇環境の下,少年に対する教育及び職業訓練が実施されており,同国における少年矯正施設のモデル施設として機能しています。

  • モンテンルパ少年訓練センター

  • モンテンルパ少年訓練センター(入口)

この記事に関する問い合わせ先

法務省大臣官房施設課技術企画室(国際協力担当)
〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1
電話:03-3580-4111(代表)