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トップページ > 政策・施策 > 刑事政策 > 第67回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~ > 「縁あって出逢った一人ひとりが、みんな私のファミリーなの。」

「縁あって出逢った一人ひとりが、みんな私のファミリーなの。」

渡辺 道代さん、英憲さん/協力雇用主


渡辺 道代さん、英憲さん/協力雇用主
(インタビュー内容は平成21年当時のものです。)


「もともと障害者福祉に携わっていて、障害を持った人の働く場所を確保するために作った会社なんですよ。あるとき、犯罪や非行をしてしった人たちにも居場所が必要なのかもしれないと思って」と語る渡辺道代さん。ダイレクトメールの封入・発送をする会社を経営しながら、協力雇用主として、保護司として、これまでに多くの保護観察中の少年・少女たちを受け入れてきた。中には、既に40歳を越えるおじさんになってしまった元少年や、子どもを連れて会いに来てくれる元少女もいるのだとか。「結婚式に呼ばれることなんてしょっちゅう。仲人をやったこともあったわね。そんな時はうちの会社の卒業生が集まって、まるで同窓会みたいなの」と嬉しそうに笑う。

渡辺さんの会社では、パートの女性も、障害を持った人も、彼らもみんな平等だ。指導する時は厳しくするし、上手にできたら思い切り褒める。渡辺さんは、常に当たり前の優しさで当たり前に接する。「誰も悪くなろうと思ってなるわけじゃありませんからね。周りの環境がそういう方向に彼らを押しやってしまっただけ。大切なのは、いい大人との出逢いなのよ」と渡辺さんは語る。

「人間には4つの大切な“こと”があると聞いたことがあります。愛されること・褒められること・役に立つこと・必要とされること。そんな経験をさせてあげられれば、きっと立ち直ることができると思うんです」とは、一緒に会社を経営する息子の英憲さん。「自分たちを受け入れてくれる会社があるんだ」ということを知って、立ち直るきっかけにしてほしい。誰だって、自分の居場所がないことほど辛いものはない。しかし、ここには確かに彼らのための心温まる居場所があるのだ。


協力雇用主:保護観察を受けている人などを雇用することを通じて、その自立更生を援助する民間事業者です。

この記事に関する問い合わせ先

法務省保護局更生保護振興課(03-3580-4111)
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