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“社会を明るくする運動”フラッグアーティスト 谷村新司さん

谷村新司さんと“社会を明るくする運動”との歩みについて

第68回運動

 平成30年7月に東京・有楽町駅前で行われた「立ち直りフェスティバル」において、中澤照子保護司(当時)とともに「こころをつなぐプロジェクト」について紹介しました。また、立ち直りを支援している方々にエールを送るなど、更生に励む人たちへの理解と協力を呼びかけられました。最後は、御来場いただいた方々と、“社会を明るくする運動”の応援ソングである「咲き誇る花のように」及び「いい日旅立ち」を合唱しました。
 
谷村新司さん
立ち直りフェスティバル  
 
 また、平成31年3月には、「こころをつなぐプロジェクト」の第四弾として、更生保護施設「紫翠苑」(東京・八王子市)と東京藝術大学が定期的に開催している「シルバーリング作り」に参加されました。昼食会にも参加され、苑生への激励や、立ち直りを支える職員や更生保護ボランティアの方々へ労いの言葉を述べられました。
 
谷村新司さん
こころをつなぐプロジェクト

第69回運動

 平成31年4月、法務省において、谷村新司さんに法務大臣特別感謝状が贈呈され、山下法務大臣(当時)と対談しました。
 谷村さんと山下法務大臣(当時)は、犯罪や非行をした人の立ち直りには、誰もがお互いに支え合い励まし合える社会づくりが大切であることや、そのための“社会を明るくする運動”の重要性などについて熱く語り合いました。
   谷村さんが「これまで多くの保護司などの更生保護ボランティアの方々と現場でお会いしましたが、皆さん本当に“素敵な大人”と言える人ばかりで、私もそうありたいと思いました。」と述べられると、山下法務大臣(当時)は、「それは本当にうれしい言葉です。私も含めて多くの人が谷村さんの歌や行動に励まされ、勇気づけられてきました。」と述べて、引き続き“社会を明るくする運動”を応援してくださるよう谷村さんにお願いしました。
 

法務大臣特別感謝状贈呈式
 令和元年7月、東京・有楽町駅前で行われた「立ち直りフェスティバル」に登場され、「歌のチカラ」と題して、ジュニアコーラスと一緒に合唱しました。また。東京藝術大学COI拠点プロジェクトの相原健作特任研究員及び阪上万里英特任助手とトークイベントを行い、谷村新司さんが訪問された「更生保護施設で行われているシルバーリング作り」について紹介しました。東京藝術大学が協力しているシルバーリング作りは、更生保護施設を舞台として、過ちを犯した人の立ち直り支援についてできることから実践しようとする取組例の1つであり、街ゆく人にこのような活動への理解と協力を呼び掛けられました。

立ち直りフェスティバル

  また、令和2年2月には、「こころをつなぐプロジェクト」の第五弾として、「小中高生の居場所@南千住」を訪問しました。「小中高生の居場所」では、保護司を始めとした更生保護ボランティアと地域の方々が一体となって、様々な事情から家庭で夕食をとることが難しい子どもたちのために、夕食を提供し、居場所作り活動を行っています。
 子どもたちの笑顔や、地域の未来のために活動をしている更生保護ボランティアの皆さんの姿を谷村さんに知っていただくことができ、大変有意義なものとなりました。

  • こころをつなぐプロジェクト
※令和5年10月8日、谷村新司さんが御逝去されました。
 谷村さんのこれまでの御功績に感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表し、御冥福を心からお祈り申し上げます。